2013年3月15日、Deadline.comはリドリー・スコットがクリスチャン・ベールを主演に迎えて、映画を作ろうとしていると報じた[6]。同年8月13日には、ベール自身がモーセを演じることを認めた[7]。同日、ジョエル・エドガートンがラムセス2世を演じることが発表され、撮影開始は9月と報じられた[8]。スタジオはスペインのアルメリアとペキナ
に3000人から4000人、フエルテベントゥラ島に1000人から2000人のエキストラを集めた。8月27日、アーロン・ポールがヨシュアを演じることが決定し、ジョン・タトゥーロ、ベン・キングズレー、シガニー・ウィーバーにスタジオが出演オファーを持ちかけていると報道された[9]。2014年3月7日には、スタジオがタイトルを『Exodus』から『Exodus: Gods and Kings』に変更した[10]。 2013年10月にアルメリアのタベルナス 2014年7月8日、本作の音楽をアルベルト・イグレシアスが作曲することになったと発表された[13]。 2014年12月11日(木曜日)のレイトショーでの先行上映は2500館余りで実施され、120万ドルを稼ぎ出した[14]。12日には全米3503館で公開され、870万ドルを稼ぎ出した[15][16]。 本作に対する批評家の評価は芳しくない。映画批評集積サイトRotten Tomatoesには169件のレビューがあり、批評家支持率は28%、平均点は10点満点で4.8点となっている。サイト側による批評家の意見の要約は「ところどころ面白いシーンがあり、叙事詩的映画としても相応の物だが、『エクソダス:神と王』は古典的題材を十分に生かし切れていない。」となっている[17]。また、Metacriticには41件のレビューがあり、加重平均値は51/100となっている[18]。 ハリウッド・リポーターのステファン・ファーバー いくつかの団体及び人物が、白人ではないモーセやヨシュアを白人の俳優が演じることに対して抗議している。シドニー・モーニング・ヘラルド上において、運動家のターリク・ナッシュウィード また、「ピラミッドやスフィンクスの建設はユダヤ教の祖とされるアブラハムが現れる時代よりも500年以上前であるのに、それらをユダヤ人奴隷が建設したことになっている」「ユダヤ人がエジプトを脱出する際に海が真っ二つに割れるのが、モーゼの奇跡ではなく地震によるものとされている」といった点が歴史的に誤っているとして、エジプトとモロッコでは本作の公開が禁止となった[22]。
撮影
ポスト・プロダクション
興行収入
批評家からの評価
批判
出典^ a b c “Exodus: Gods and Kings
^ 「キネマ旬報」2016年3月下旬号 45頁
^ “エクソダス:神と王
^ a b c d “ ⇒映画『エクソダス:神と王』日本語版で杏がモーゼの妻役に”. ぴあ映画生活. 2014年12月17日閲覧。
^ アラビア語ではガッサーン・マスウードだがGhassan Massoudのファーストネーム部分読み間違いによる「ハッサン・マスード」表記が多い。
^ “ ⇒Christian Bale Eyeing Moses?”. 2014年8月2日閲覧。
^ “ ⇒‘Exodus’ Confirms Christian Bale as Moses, Casting Joel Edgerton as Ramses”. 2014年8月2日閲覧。
^ “ ⇒Joel Edgerton to Battle Christian Bale in ‘Exodus’”. 2014年8月2日閲覧。
^ “ ⇒Ridley Scott In ‘Exodus’ Talks With Ben Kingsley, John Turturro, Sigourney Weaver, Aaron Paul”. 2014年8月2日閲覧。
^ “ ⇒Ridley Scott's 'Exodus' with Christian Bale gets a title change”. 2014年8月2日閲覧。
^ “ ⇒First look: Christian Bale as Moses in Ridley Scott's 'Exodus'”. 2014年8月2日閲覧。
^ “ ⇒'Exodus': Filmmaker Ridley Scott begins filming in Almeria, Spain”. 2014年8月2日閲覧。
^ “ ⇒Alberto Iglesias to Score Ridley Scott’s ‘Exodus: Gods and Kings’”. 2014年8月2日閲覧。