主要場面は2009年2月よりコスタリカとアメリカのルイジアナ州で撮影される予定だった。この作品はライオンズゲートがニュー・イメージ/ミレニアム・フィルムズと作品契約を交わした2本の映画作品のうちのひとつである。スタローンはまた、取材に対し「ニュー・イメージ/ミレニアム・フィルムズと映画を作ることになって、私が心に描いた作品を、監督として映画化できる機会に恵まれた。彼らとパートナーになれて、またジェイソンやジェットと共演できてハッピーだ」と語った。また日本での試写会インタビューにてスタローンは、本作のコンセプトについては黒澤明監督の「七人の侍」を参考にしていると語っている。[4]。
ジェット・リー、スタローンなどが撮影場所となるブラジルへ4月28日に入国したことを現地新聞が報じた[5]。5月11日にはニューオリンズでの撮影が開始されたことが報じられた。撮影チームは6月までここで撮影を行う予定とされている。また、カメオ出演が予定されていたカリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーについては、既にカリフォルニア州で撮影が終了していることも伝えられた[6]。
出演者のドルフ・ラングレン曰く、製作費は8000万ドル[7]。 スタローンとラングレンの再共演は『ロッキー4/炎の友情』以来、実に25年ぶりとなる。 ミッキー・ロークが本作への出演を決めた最大の理由は、自身が役者として低迷してきた時期に、スタローンが主演作『追撃者』の敵役に起用してくれた恩返しであると語っている[8]。 当初はブリタニー・マーフィーがミッキー・ローク演じる武器商人トゥールの恋人役に抜擢されていたが、キャラクター自体が脚本から削除されたことに伴い降板した[9]。 登場人物の一人であるヘイル・シーザーは、スタローンが『デモリションマン』で共演したウェズリー・スナイプスが演じることを想定して創造された[10]が、後にフォレスト・ウィテカー用に書きなおされた[11]。その後、ウィテカーがスケジュールの都合により降板すると、カーティス・ジャクソン(50セント)が候補に挙がった[12][13]が、最終的にNFLのテリー・クルーズに決まった[14]。
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