エクスペンダブルズ3_ワールドミッション
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本作はシリーズ初の「日本映倫区分では全世代が鑑賞可能なG指定」である[34]1作目R15+指定、2作目は劇場公開版はPG12指定、ソフト版は無修正でR15+指定)[注 11]。本国ではシリーズで初めてレイティングがR指定ではなくPG-13と指定された。制作前の時期、第67回カンヌ国際映画祭でスタローンは、本作のレイティングをPG-13にすることを目指していると発表した。このとき映画はR指定になりそうだったが、スタローンはより若く幅広い世代に新しい映画を観て欲しいと述べた[32]。2014年7月、アメリカ映画協会はエクスペンダブルズ3 ワールドミッションを「激しい銃撃戦と戦闘シーン、言葉の暴力表現が含まれる」と説明してPG-13と評価した[33]。しかし最初に協会へ渡されたバージョンはR指定評価され、目標のPG-13を受けるために修正しなければならなかった[33]

スタローンはPG-13にするための過程を後悔しており、記者からの質問に対し次回作では再び前2作と同様にR指定でやると答えたうえで「幅広い世代が観ることができる作品にするには、観客が期待している暴力表現を減らすしかなかったことが大きな誤算だった。二度とこういう事態にならないようにする」と語った[36]
公開
マーケティング

2013年12月19日、映画の出演者を紹介することを目的として、最初のティーザートレーラーが発表された[37]。2014年のシネマコンで公式の映画ポスターが初めて公表されたが、以前に公開された資料の背景を黒から白に変えただけのものだった[38]。映画での有名アクション俳優たちによるアンサンブル・キャストに大きな重点が置かれたマーケティングは、16名の各登場人物が掲載されたポスターを露出度が最大限になるように4つ以上のウェブサイトに分けて公開するなど、4月上旬においても継続されていた[39]。後日、映画の実際の映像を用いて出演者を再度強調した最初の予告編がプレミア公開され、ライオンズゲートによって「点呼トレイラー」と名付けられた[40]。第67回カンヌ国際映画祭では、カールトンホテルで行われたミレニアム・フィルムズ主催の映画のプロモーションを目的としたスペシャルイベントに、スタローン、ステイサム、シュワルツェネッガー、ギブソン、フォード、スナイプス、バンデラス、ラングレン、グラマー、クートゥア、ラッツ、オルティス、パウエル、そして監督のパトリック・ヒューズが出席した。イベントは全日で行われ、呼び物としてクロワゼット通りで出演者が戦車を運転した[41]

6月5日、映画の新たなシーンで構成されるテレビ用の新予告編が公開された。以前のようなオールスター・キャストを強調するものとは異なり、この予告編は新しく参加したラッツ、ラウジー、オルティスを目立たせたもので、彼ら若手とスタローンやグラマーら経験豊かなベテランの対比を表現している[42]。同日、スタローンも撮影風景映像をツイッターに投稿した[43]。6月17日、映画の長い予告編が公開され、メル・ギブソン演じるコンラッド・ストーンバンクスが初披露されるとともに、映画のストーリーも初めて明らかにされた[44]。1週間後となる6月23日、メイン17名のうちロバート・ダヴィを除く出演者がフィーチャーされた新画像が公開された[45]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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