エクスペンダブルズ3_ワールドミッション
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「ジャラジャラ」(原語ではJingling)と言うのが口癖[注 5]
コンラッド・ストーンバンクス
演 - メル・ギブソン / 日本語吹替 - 磯部勉[5]大物武器商人で、ミンズという偽名で活動している。表向きは美術商で美術品にはX線検査などが輸出入時に行われないことを悪用し武器密売に利用している。元エクスペンダブルズのメンバーであり、バーニーやドクと同じ結成時の最古参だったが、私利私欲に走ったことでバーニーらと袂を分かち、彼の手によって射殺されたはずだった。しかし本人は、防弾衣を身に着けていたから助かったと語る[注 6]。本作の敵役であり冷酷非情な人物でもあるが、妻に絵画をプレゼントするといった家族思いの一面も持ち合わせており、本人は娘もいると語る。核兵器などの大量破壊兵器密売や民族虐殺などにかかわっており、ドラマーらCIAが排除しようとしていたが、ハーグの国際司法裁判所にて戦犯として裁かれることとなり、バーニーらへの依頼が急遽生け捕りへ変更となる。多数の重武装の手下を引き連れているほか、自身の戦闘能力も高くリボルバー式の大口径拳銃S&W M500を愛用し、劇中ヘリコプターに乗っている状態でヘイルをライフル狙撃で致命傷を与える。豪胆な性格でバーニーらに捕縛されたときも臆するどころか、挑発し返すほどの度量を見せる。終盤、捕えたスマイリーたちを餌にバーニーたちを廃墟のホテルに誘き寄せ、彼らごと建物を爆破しようとするが、ソーンによって一時無効化されて失敗。すぐに買収した軍を投入するも、一向に殲滅できないことに苛立ち、軍が役立たずと見るや司令官を射殺し、単身で拳銃片手にトラックで現場に乗り付け、バーニーと壮絶なタイマン勝負の末、バーニーのリボルバーの早撃ちで致命傷を負う。その後、バーニーに「ハーグで裁くんだろ?」と挑発するも、「俺が裁く」と言い返された上、とどめの銃弾を撃ち込まれ射殺される。
マックス・ドラマー
演 - ハリソン・フォード / 日本語吹替 - 村井國夫[4][5]CIA作戦担当指揮官。彼の部下を殺したミンズことコンラッド・ストーンバンクスの排除を指揮しており、バーニーにその依頼を行っていた。元アメリカ空軍でパイロットをしており[注 7]、終盤、みずからヘリコプターを操縦し、空襲やヘリ同士の空中戦を行う。終盤の戦いに出向く直前、これが表沙汰に出来ない極秘の作戦であることから「私もここには公式上、存在しない」と言ってから身に着けていた飛行服の胸から名札を取り外す。ヤンからは「チャーチより腹が立つ」と言われた。
ジョン・スマイリー
演 - ケラン・ラッツ / 日本語吹替 - 浪川大輔[5]バーニーが集めた新たなエクスペンダブルズメンバーのひとり。元米海兵隊員で過去の作戦で仲間を失ったことから失意で除隊。メキシコで八百長ボクシングをして小金を稼ぐ日々を送っていた。銃器の取り扱いや格闘術のスキルを持つほか、バイクの操縦技術に長ける。終盤の戦闘シーンの大ジャンプで使用するバイクはKTM250SXをフリースタイルモトクロス用にシートのクッション材を薄くしたり外装パーツの一部を切り欠いたもの。
ルナ
演 - ロンダ・ラウジー / 日本語吹替 - 佐古真弓[5]バーニーが集めた新たなエクスペンダブルズメンバーのひとりで、女性。どういう訳か高い近接格闘能力を持っておりクラブの用心棒を務めていた。当初はバーニーからホステスと勘違いされるが、屈強な男たちを瞬く間に倒したことから気に入られ、スカウトされる。
ソーン
演 - グレン・パウエル / 日本語吹替 - 小松史法[5]バーニーが集めた新たなエクスペンダブルズメンバーのひとり。凄腕のハッカーでかつてシアトルの市街を3日間も機能不全に追い込んだことがある。作戦時には腕にウェアラブルコンピュータを装備し、ハッキングなどの電子工作や小型の無人偵察機の操作に用いるなどハイテク機器に精通している。趣味がロッククライミングなどのエクスストリームスポーツであり、身体能力も高い。
マーズ
演 - ビクター・オルティス / 日本語吹替 - 長谷川俊介[5]バーニーが集めた新たなエクスペンダブルズメンバーの1人。米国防高等研究計画局で最新の兵器の開発にかかわるエリートの軍人。最新の兵器の扱いに長ける他、ボクシングなど近接格闘にも長ける。
ボナパルト
演 - ケルシー・グラマー / 日本語吹替 - 土師孝也[5]傭兵斡旋業者。バーニーとは旧知でかつては傭兵をしており、同じ戦場で戦っていたこともある。ストーンバンクスを捕まえるためにバーニーから若くて度胸のある威勢のいい人材を依頼されて、各地に一緒に赴いてスカウトに向かう。
ゴラン・ヴァータ
演 - ロバート・ダヴィ / 日本語吹替 - 斉藤次郎[5]ストーンバンクスと兵器の取引を行っている男。核兵器をストーンバンクスより入手しようとする。バーニー達との銃撃戦にて、機関銃で胸を数回撃たれ死亡する。彼の素性は劇中で詳しく描かれていないものの、ドラマーの情報によるとアルバニア人らしい[注 8]
クリュッグ[注 9]
演 - イヴァン・コスタディノフ / 日本語吹替 - 藤原貴弘ストーンバンクスを警護する部隊のリーダー。大柄な体格の持ち主で、顔に大きな傷がある。終盤では、部下との銃撃戦に気を取られていたクリスマスに突撃を仕掛けて一騎打ちとなるが、すぐに圧倒され敗れる。ディレクターズカット版では、クリスマスによりナイフを肩に刺され、死亡する。
刑務所長
演 - スラヴィ・スラヴォフドクを移送する予定だった某国の軍が管理するデンザリ刑務所の所長。彼を敵視するドクが乗っ取った囚人護送列車から手動式の速射砲で砲撃されて刑務所の建物や部下に被害が出たあげく、最後には列車発着場に列車が突っ込んだのに巻き込まれて死亡する。発着場も直後に崩壊する。ドクが脱獄を図ったこともあって[注 10]、個人的に目の敵にしていたようで、ドクが入れられていた列車の独房の前に「常にお前を見張っている」と言わんばかりに肖像画を飾っていたが、これがドクの彼に対する敵意を増大させ、バーニーたちの手で素早く安全に脱出するチャンスを蹴ってまで、先述の過剰なまでの報復を行わせる要因となる。
ルーク
演 - ヴェリザール・ビネヴ / 日本語吹替 - 古屋家臣モスクワの美術商。ストーンバンクスに300万ドルで絵画を売る。
スタッフ

監督:
パトリック・ヒューズ

脚本:シルヴェスター・スタローン、クレイトン・ローゼンバーガー、カトリン・ベネディクト

原案:シルヴェスター・スタローン

キャラクター創造:デヴィッド・キャラハム(英語版)

製作:アヴィ・ラーナーダニー・ラーナー、ケヴィン・キング・テンプルトン、ジョン・トンプソン、レス・ウェルドン

製作総指揮:トレヴァー・ショート、ボアズ・デヴィッドソン、ベイジル・イヴァニク

撮影監督:ピーター・メンジース・ジュニア,A.C.S.

プロダクションデザイナー:ダニエル・T・ドランス

編集:ショーン・アルバートソン,A.C.E.、ポール・ハーブ

衣裳デザイン:リズ・ウルフ

音楽:ブライアン・タイラー

スタント・コーディネーター/格闘演出:J・J・ペリー(英語版)

日本語版スタッフ

字幕版
翻訳:林完治

日本語吹替版
プロデューサー:宮本忠、角田誠、原典子、松谷昂翻訳:久布白仁司演出:小山悟調音:手塚孝太郎録音:永井将也制作:中島努、松竹株式会社、株式会社ポニーキャニオン、株式会社HALF H・P STUDIO
製作
企画とプリプロダクション

2012年3月、ランディ・クートゥアは2012年後半にエクスペンダブルズの3作目が製作開始されるかも知れないと述べた[7]。2012年4月、スティーヴン・セガールは3作目の役をオファーされたと話した[8]


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