エクスペンダブルズ
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演 - ランディ・クートゥア / 日本語吹替 - 木下浩之傭兵部隊「エクスペンダブルズ」のメンバーの一人。破壊工作のプロ。元レスラーであり、格闘技も得意としている。見た目に反してナイーブな性格でロスらの勧めでセラピーを受けている。
ヘイル・シーザー
演 - テリー・クルーズ / 日本語吹替 - 西凜太朗傭兵部隊「エクスペンダブルズ」のメンバーの一人。チームのムードメーカーであり、武器のスペシャリストでもある。AA-12ショットガンを主に使用し、ナイフの代わりに剃刀を携帯している。
ツール
演 - ミッキー・ローク / 日本語吹替 - 安原義人傭兵部隊「エクスペンダブルズ」のマネージャー兼タトゥーショップ&バーの経営者。元「エクスペンダブルズ」メンバーの一人でロスとは古くからの戦友。現役を退いたとはいえ、ナイフ投げの技術は未だに衰えておらずクリスマスと同等の腕を持つ。これまで51人の女性と交際してきたが、付き合っては直ぐに破局してしまう。女性交際のエピソードはミッキー・ローク自身のパロディ。
サンドラ
演 - ジゼル・イティエ(英語版) / 日本語吹替 - 本田貴子南アメリカの小国、ヴィレーナにおいてロスらの案内人を担当することになった女性。凛々しくて知的で心優しい。独裁者であるガルザ将軍の娘でありながら独裁国家となったヴィレーナの平和を取り戻すため、ロスらに積極的に協力する。絵を描くのが趣味で、ロスに自作の絵をプレゼントするのだが、この絵がロスにとってのキーアイテムとなる。
ジェームズ・モンロー
演 - エリック・ロバーツ / 日本語吹替 - 大塚芳忠CIA局員でCIAが絡むヴィレーナにおける麻薬利権の独占をたくらみ、ガルザ将軍らと結託して国の独裁と麻薬栽培の促進を進める。ヴィレーナ国民の命を全く軽視しており、国民の処刑などに一切の躊躇はない。エクスペンダブルズの総攻撃の前に壊滅状態となったヴィレーナ軍を尻目に、サンドラを人質に逃亡しようとしたが、最期はバーニーの射撃とリーのナイフ攻撃を受けて、死亡する。
ダン・ペイン
演 - スティーブ・オースティン / 日本語吹替 - 楠大典元CIA局員でモンローの右腕とも言える腹心の部下。格闘術のエキスパートで拷問も得意とするサディストで女を殴るのにもまったく躊躇しない。そのパワーはバーニーをも圧倒する程。最後は炎の中でトールとの一騎討ちとなり[2]、服に引火して火だるまになり悶えているところに鉄拳を叩き込まれ死亡した[3]
ローレンス・"ザ・ブリット"・スパークス
演 - ゲイリー・ダニエルズ / 日本語吹替 - 斉藤次郎元イギリス海兵隊員でモンローの部下の一人。マーシャルアーツの達人。サディストでペインと同じく拷問を得意とする。ペインと共に脱出しようとしたバーニーとサンドラを捕らえるが、救出に駆けつけたエクスペンダブルズとの混戦の末にリーとヤンに倒され、死亡した。
ガルザ将軍
演 - デイヴィッド・ザヤス / 日本語吹替 - 池田勝ヴィレーナの軍事独裁者。過去にモンローと結託し、クーデターを起こして島の全権を手に入れる。逮捕者の処刑に躊躇したり、娘であるサンドラを遠ざけることで命を助けようとするなど、根は善人である為モンローと違い非情に徹しきれない面がある。サンドラと同じく絵を描くのが趣味で、劇中後半では戦化粧を施した戦士の絵を描き、直属の精鋭部隊の隊員達はこれに倣って戦化粧をした。終盤、サンドラに手をかけようとしたモンロー達との決別を決意し、部下達にモンロー達の排除を呼びかけようとしたが、直後にモンローに射殺されてしまう。
ガルザ将軍の部下
演 - アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
レイス
演 - カリスマ・カーペンター / 日本語吹替 - 田中敦子リー・クリスマスの恋人。付き合いだして一年近く経つにもかかわらず、殆ど会えないばかりか職業すら明かさないリーに対して嫌気がさして浮気してしまい、それがリーにバレて愛想を尽かされそうになる。しかし、その後その浮気相手がDV男で、顔を殴られて痣が出来たのを見られた為、相手の暴力を知って激怒したリーが浮気相手とその取り巻き達を瞬く間に叩きのめした光景を目の当たりにして、彼が何者なのか垣間見る。
チャーチ
演 - ブルース・ウィリス / 日本語吹替 - 中村秀利CIAに属する本名不詳の男。ロス等にガルザ将軍の排除を依頼する。チャーチの名前はロス等との接触場所が教会だったことに因んで付けた偽名。
トレンチ
演 - アーノルド・シュワルツェネッガー / 日本語吹替 - 玄田哲章民間軍事会社の経営者。かつてはロスらと同じく傭兵をしていたが、商売敵だからか現在はあまり仲が良くない。ロスと同じく、チャーチからガルザ将軍の排除を依頼されるが自殺行為であるとあっさり断ってしまう。ロス曰く「大統領になる予定で忙しい」という。
スタッフ

監督・脚本:シルヴェスター・スタローン

共同脚本:デイヴ・キャラハム

製作総指揮:ダニー・ディムボート、トレヴァー・ショート、ボアズ・デヴィッドソン

製作:アヴィ・ラーナー、ジョン・トンプソン、ケビン・キング

音楽:ブライアン・タイラー

撮影:ジェフリー・L・キンボール

衣装:リズ・ウルフ

編集:ケン・ブラックウェル、ポール・ハーブ

美術:フランコ・ジャコモ・カルボーネ

製作

主要場面は2009年2月よりコスタリカとアメリカのルイジアナ州で撮影される予定だった。この作品はライオンズゲートがニュー・イメージ/ミレニアム・フィルムズと作品契約を交わした2本の映画作品のうちのひとつである。スタローンはまた、取材に対し「ニュー・イメージ/ミレニアム・フィルムズと映画を作ることになって、私が心に描いた作品を、監督として映画化できる機会に恵まれた。彼らとパートナーになれて、またジェイソンやジェットと共演できてハッピーだ」と語った。また日本での試写会インタビューにてスタローンは、本作のコンセプトについては黒澤明監督の「七人の侍」を参考にしていると語っている。[4]

ジェット・リー、スタローンなどが撮影場所となるブラジルへ4月28日に入国したことを現地新聞が報じた[5]。5月11日にはニューオリンズでの撮影が開始されたことが報じられた。撮影チームは6月までここで撮影を行う予定とされている。また、カメオ出演が予定されていたカリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーについては、既にカリフォルニア州で撮影が終了していることも伝えられた[6]

出演者のドルフ・ラングレン曰く、製作費は8000万ドル[7]
キャスティング

スタローンとラングレンの再共演は『ロッキー4/炎の友情』以来、実に25年ぶりとなる。

ミッキー・ロークが本作への出演を決めた最大の理由は、自身が役者として低迷してきた時期に、スタローンが主演作『追撃者』の敵役に起用してくれた恩返しであると語っている[8]

当初はブリタニー・マーフィーがミッキー・ローク演じる武器商人トゥールの恋人役に抜擢されていたが、キャラクター自体が脚本から削除されたことに伴い降板した[9]

登場人物の一人であるヘイル・シーザーは、スタローンが『デモリションマン』で共演したウェズリー・スナイプスが演じることを想定して創造された[10]が、後にフォレスト・ウィテカー用に書きなおされた[11]。その後、ウィテカーがスケジュールの都合により降板すると、カーティス・ジャクソン(50セント)が候補に挙がった[12][13]が、最終的にNFLのテリー・クルーズに決まった[14]

スティーヴン・セガールにカメオ出演が依頼されたが、プロデューサーのアヴィ・ラーナーと過去に苦い経験があったことから断られた[15]ジャン=クロード・ヴァン・ダムにはスタローンが電話で直々に出演を依頼したがスケジュールの都合で断られている[16][17]


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