成体の生物的特徴には、以下の様なものがある。設定上は身長200cm・体重160kg[9]
頭部
頭部は前後に細長い形状をしており、その上部は半透明のフードで覆われている(後述のエイリアン・ウォーリアーのみ、アクションシーンにおける破損への懸念、及び監督ジェームズ・キャメロン自身の趣味によりフードが省略された)。頭部のデザインは、骸骨と男性器を基にしている(ギーガーが好んで使用するモチーフでもある)。顔にはそれと判るような形状の鼻や耳は存在しない。目も存在しないようにみえるが実は頭部そのものが目であり、頭部を保護するため涙腺から涙が常に流れ落ちる状態になっている。[注釈 4]
視覚
『エイリアン』(以後、『1』)に登場したビッグチャップは眼窩を持っていたが、眼球は無い『エイリアン4』(以後、『4』)のニューボーンには眼球とまぶたが発生している)。『エイリアン3』(以後、『3』)と『エイリアン: コヴェナント』(以後、『コヴェナント』)では魚眼レンズのような主観視点が登場し、人間と同じく色や空間を認知できる視覚となっている。
口顎
エイリアンは口の中にインナーマウスと呼ばれる第二の顎(咽頭顎