エイリアン_(映画)
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身長約4.9m、体重約272kg[5]。象のような鼻をもち、伸びた先端は胸骨と一体化するかのように埋没している。操縦席らしきものに着座したまま石化していた。腹部から何かが飛び出したような形跡がある。彼らの宇宙船には大量のエイリアンの卵が積載されていた。その正体については『プロメテウス』および『エイリアン: コヴェナント』で描写されている。
ノストロモ号(USCSS Nostromo)
ウェイラン・ユタニ社の所有する宇宙貨物船。本体部分とそれに曳航される全長1.5qの巨大な4本の塔状の鉱石精製施設から構成される。資源惑星「セダス(Thedus)」で採掘された2,000万トンの鉱物を積載していた。アラン・ディーン・フォスターによる公式ノベライズでは積載貨物は石油であるとされている。エネルギー資源としては太陽エネルギーや核融合などで代替可能だが、プラスチックの原料として石油が必要であるからと説明されている。作品の舞台となるのは本体部分で、精製施設の内部は登場しない。メインフレームAI「マザー(形式名は「MU-TH-R 6000 182モデル」、記憶容量は2.1TB[5])」によって制御・管理され、最小限の人員での運航が可能となっており、乗組員の休眠中には自動操縦も行う。右舷下部に脱出艇「ナルキッソス」が搭載されている。また、左舷下部には2号艇の「サルマキス」も搭載されているが劇中では未登場[6][注 6]。最後はエイリアンの脅威から逃れるためリプリーらの判断で自爆させられた。『2』では自爆による損害は4,200万ドルと算定されている(鉱石の価値を除く)。形式名はロックマート社製CM-88BバイソンM級宇宙貨物船[注 7]、登録番号は180924609、全長334m、全幅215m、全高98m、総重量2億t。2101年に星間クルーザーとして建造され、2116年に商用牽引船(Commercial Towing Vehicle)に改装された[6][注 8]。スペック自体はデザイン草案の段階からロン・コッブが練り上げデザイン画に書き込んでいる[7]。船名はイギリス小説家ジョゼフ・コンラッドの小説『ノストローモ』に由来する[8][注 9]。自爆装置は核融合炉の冷却剤濃度を減少させ、臨界をもたらして爆破させる仕組み[6]。時限自爆装置が稼動すると「マザー」が「この船はTマイナスX分以内に破壊される」と自爆までの時間を読み上げるが、これは間違いである。「T」は通常、ロケットの打ち上げ等イベントの時刻を表し、それ以前の時刻を「TマイナスX分(秒)」で表すので、「TマイナスX分以内に破壊される」では意味を成さない。『2』では「X分以内に」となっている。
ナルキッソス
ノストロモ号の右舷下部ドックに搭載されている脱出用シャトル。定員は3名。普段はダラスが一人で音楽を聴くための休憩スペースとして利用されていた。形式名はロックマート社製スターキャブ級軽イントラシステム・シャトル。ナルキッソスは発進後に前進ではなく逆噴射をかけることでノストロモ号から分離した。シャトルの前方窓から遠ざかる姿が見えるのはこのため。デザインはコッブによる。名称はノストロモと同じくコンラッドの作品『ナーシサス号の黒人』から[8]
ウェイラン・ユタニ社[注 10]
シリーズを通して暗躍する巨大複合企業。リプリーらを利用してエイリアンを生きたまま捕獲し、軍事利用しようと目論むが、その企業実態は詳しくは語られていない。作中では「会社」とだけ呼ばれる。社名は当初「レイランドトヨタ」とするつもりだったが、当然のことながら権利上の問題で使用出来ず、「Leyland」をもじって「Weylan」に変更し、コッブの知人の日本人から「ユタニ(湯谷)」という日系の名称を採った。
日本語吹替

役名俳優日本語吹替
フジテレビレーザーディスクVHSDVDテレビ朝日DCDVD・BD
ダラストム・スケリット前田昌明西沢利明富山敬大塚明夫郷田ほづみ


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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