また、もう一つの前身であるエイベックス ネットワーク株式会社は、インターネット情報提供サービス会社として2000年に設立された。2005年のグループ再編では、会員制ビジネス・ファンクラブの運営、マーチャンダイジングを行っていた株式会社ハウディ・インターナショナルを合併し、同社の事業を引き継いでいた。
2014年のグループ再編では、エイベックス・エンタテインメント(旧社。エイベックス・デジタルに商号変更)の音楽製作事業が移管された。一方、ファンクラブの運営、マーチャンダイジングがエイベックス・ライブ・クリエイティヴに移管され、旧ハウディ・インターナショナルの事実上の再分離となった。
2023年8月1日のグループ再編をもって、音楽コンテンツの企画・制作・販売、音楽配信、音楽出版等事業をエイベックス・ミュージック・クリエイティブに、広告代理店業務及び広告の企画・制作等事業をエイベックス・アライアンス&パートナーズ株式会社にそれぞれ承継した。また、エイベックス・デジタル株式会社とともに、コンサート・イベントの企画・制作・運営及びチケット販売、マーチャンダイジング等の事業をエイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社に承継した[4]。
沿革
1990年代 - 2013年
エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社
1990年11月 - 株式会社ミュージック・フォリオを設立。
1993年10月 - 株式会社プライム・ディレクションに社名変更。
2005年4月 - エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社に社名変更。
エイベックス ネットワーク株式会社
1991年4月16日 - 株式会社ハウディ・インターナショナルを設立。
1992年10月 - ハウディ・インターナショナルにエイベックス・ディー・ディー株式会社(当時)が資本参加する。
2000年
3月15日 - エイベックス ネットワーク株式会社を設立。エイベックス株式会社よりインターネット情報発信事業が移管される。
4月 - グループ外企業10社[注 2]の第三者割当増資を受け、エイベックスの出資比率が51%となる。
2001年7月 - レーベルモバイル株式会社を共同設立。
2003年3月28日 - エイベックス株式会社がグループ外企業の保有分をすべて買い取り、同社の完全子会社となる[5]。
2005年
4月1日 - 株式会社ハウディ・インターナショナルを合併。株式会社アクシヴ(同日にエイベックス・プランニング&デベロップメント株式会社に商号変更)より一部事業を承継。
6月 - 株式会社Para.TVを子会社化。
エイベックス・マーケティング株式会社
1997年10月1日 - 株式会社エイベックス・ディストリビューションを設立。
1998年4月1日 - 事業開始。
2005年4月1日 - エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ株式会社に商号変更。エイベックス株式会社(2代目。同日にエイベックス・エンタテインメント株式会社に商号変更)から音楽・映像パッケージ事業が移管され、発売元となる。
2007年
4月1日 - エイベックス ネットワーク株式会社を吸収合併、あわせてエイベックス・マーケティング株式会社に商号変更。
7月 - エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社との合弁でハッチ・エンタテインメント株式会社を設立。
2008年4月1日 - 映像マーケティング本部の全事業を会社分割によりエイベックス・エンタテインメントへ移管。
2011年2月 - ハッチ・エンタテインメント株式会社を合併。
エイベックス・エンタテインメント株式会社(旧社)
2004年10月1日 - (旧)エイベックス株式会社(後のエイベックス・グループ・ホールディングス)の持株会社移行に伴い、会社分割により事業会社として新エイベックス株式会社を設立。
2005年4月1日 - 事業再編に伴い、アクシヴ(後のエイベックス・プランニング&デベロップメント)から事業を譲り受けてエイベックス・エンタテインメント株式会社 (avex entertainment Inc.) へ商号変更。
2008年11月 - ORS有限責任事業組合を株式会社ウーロンレコーズと共同設立。
2009年
1月5日 - 会社分割により、エイベックス・マネジメントを新規設立し、マネジメント事業本部全事業とプロモーション部の一部を分割する[6]。