エアベンダー
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オザイ王 - クリフ・カーティス井上和彦): 火の国の王。ズーコの父。

ユエ王女 - セイチェル・ガブリエル安藤瞳): 北の水の国の王女。サカと惹かれあう。

カタラの祖母 - キャサリン・ホートン池田昌子): カタラとサカにアバターと精霊の伝説を話す。

パック師匠 - フランシス・ギナン(内田直哉): 北の水の国のベンダー。

ギアツォ - デイモン・ガプトン: 南の気の寺の僧侶。アンの師匠。

アズーラ王女 - サマー・ビシル(藤村歩): 火の国の王女。ズーコの妹。

寺の老人 - ランダル・ダク・キム(坂口芳貞): アンが北の気の寺で出会う老人。

ドラゴンの精霊の声 - ジョン・ノーブル菅生隆之): アンの前に現れる精霊。

製作

2007年1月8日パラマウント映画MTVフィルムズニコロデオン・ムービーズにより、『アバター 伝説の少年アン』を全三部作で映画化し、M・ナイト・シャマランが監督・脚本・製作を担当することが発表された[2]。元々は『アバター: ザ・ラスト・エアベンダー(Avatar: The Last Airbender)』という題だったが、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター(Avatar)』と争った結果、『ザ・ラスト・エアベンダー(The Last Airbender)』に改題された[3]

2008年後半にプリプロダクションが始まり、2009年3月にはグリーンランドで撮影が始まった。2週間後、キャストとスタッフはペンシルベニア州レディングに移った[4]

VFXインダストリアル・ライト&マジックが担当し、劇中に登場するクリーチャーや「火」、「水」、「土」、「気」のCGIを製作した。

本作はポストプロダクション時に2Dから3Dに変換された。変換費用は500万ドルから1000万ドルであるという[5]
評価

Rotten Tomatoesでの評論家の支持率は126のレビュー中8%で、平均点は10点満点中2.9点であった[6]。The A.V. ClubではFランク作品に認定され、無理矢理3Dにしたことや子役の演技に言及された上で「2010年夏の最悪の超大作」と評された[7]

また、原作アニメではアジア人とイヌイット族のキャラクターが多く登場するにも拘らず、映画では白人の俳優ばかりが使われたこと等に関して、人種差別ではないかと抗議する声が挙がり、人種差別反対運動にまで発展した[8]

一方で『USAトゥデイ』のスコット・ボウルズはやや肯定的な評価を下し、「子供向け映画としては良い」と評した[9]

2011年2月に発表された第31回ゴールデンラズベリー賞で8部門にノミネートされ、うち5部門(最低映画賞、最低脚本賞、最低監督賞、最低助演男優賞、最も3Dの使い方が間違っている映画賞)を受賞した[10]
出典^ a b c “The Last Airbender (2010)” (英語). Box Office Mojo. 2011年11月7日閲覧。
^ Pamela McClintock (2007年1月8日). “Shyamalan's 'Avatar' also to bigscreen” (英語). Variety. https://variety.com/article/VR1117956950.html?categoryid=13&cs=1&nid=2564 2007年1月9日閲覧。 
^ Stephenson, Hunter (2008年4月15日). “M. Night Shyamalan’s The Last Airbender Gets Release Date, Director Update, “Avatar” Dropped From Title” (英語). /FILM. 2008年6月29日閲覧。


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