2007年1月8日、パラマウント映画のMTVフィルムズとニコロデオン・ムービーズにより、『アバター 伝説の少年アン』を全三部作で映画化し、M・ナイト・シャマランが監督・脚本・製作を担当することが発表された[2]。元々は『アバター: ザ・ラスト・エアベンダー(Avatar: The Last Airbender)』という題だったが、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター(Avatar)』と争った結果、『ザ・ラスト・エアベンダー(The Last Airbender)』に改題された[3]。
2008年後半にプリプロダクションが始まり、2009年3月にはグリーンランドで撮影が始まった。2週間後、キャストとスタッフはペンシルベニア州レディングに移った[4]。
VFXはインダストリアル・ライト&マジックが担当し、劇中に登場するクリーチャーや「火」、「水」、「土」、「気」のCGIを製作した。
本作はポストプロダクション時に2Dから3Dに変換された。変換費用は500万ドルから1000万ドルであるという[5]。 Rotten Tomatoesでの評論家の支持率は126のレビュー中8%で、平均点は10点満点中2.9点であった[6]。The A.V. Club
評価
また、原作アニメではアジア人とイヌイット族のキャラクターが多く登場するにも拘らず、映画では白人の俳優ばかりが使われたこと等に関して、人種差別ではないかと抗議する声が挙がり、人種差別反対運動にまで発展した[8]。
一方で『USAトゥデイ』のスコット・ボウルズはやや肯定的な評価を下し、「子供向け映画としては良い」と評した[9]。
2011年2月に発表された第31回ゴールデンラズベリー賞で8部門にノミネートされ、うち5部門(最低映画賞、最低脚本賞、最低監督賞、最低助演男優賞、最も3Dの使い方が間違っている映画賞)を受賞した[10]。
出典^ a b c “The Last Airbender (2010)
表
話
編
歴
M・ナイト・シャマラン監督作品
1990年代
Praying with Anger(1992)
翼のない天使(1998)
シックス・センス(1999)
2000年代
アンブレイカブル(2000)
サイン(2002)
ヴィレッジ(2004)
レディ・イン・ザ・ウォーター(2006)
ハプニング(2008)
2010年代
エアベンダー(2010)
アフター・アース(2013)
ヴィジット(2015)
スプリット(2017)
ミスター・ガラス(2019)
2020年代
オールド(2021)
ノック 終末の訪問者(2023)
カテゴリ
表
話
編
歴
ゴールデンラズベリー賞 最低作品賞
1980-2000
ミュージック・ミュージック (1980)
愛と憎しみの伝説 (1981)
インチョン! (1982)
The Lonely Lady (1983)
ボレロ/愛欲の日々 (1984)
ランボー/怒りの脱出 (1985)
ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀 / プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン (1986)
ビル・コスビーのそれ行けレオナルド (1987)
カクテル (1988)
スタートレックV 新たなる未知へ (1989)