ウルヴァリン
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

キャスティングが発表された時、ジャックマンはアメリカでは無名であり、また身長が高すぎるため(ヒュー・ジャックマンは188cm、コミック版ウルヴァリンは160cm)、ファンの反対が懸念されたが、その演技は好意的に受け入れられた[66]。ジャックマンは、2017年の『LOGAN/ローガン』まで、約17年間にわたりウルヴァリンを演じ、降板した。その後『X-メン』の映画化権は20世紀フォックスを買収したディズニーに移行し、ディズニー傘下のマーベル・スタジオによって新たに映画化されることが発表されているが、ウルヴァリン役は決まっていない。
テレビ

ウルヴァリンは1989年のアニメシリーズのパイロット版番組『プライド・オブ・X-メン』に登場した。
ニール・ロスが声を当てた。ロスは『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』のエピソードの1つでもオーストラリアなまりを交えてウルヴァリンを演じた。こちらの日本語吹き替え版は丸山壮史トゥーン・ディズニー放送版)、檜山修之(ビデオ版)。

1990年の『X-メンアニメシリーズ』と格闘ゲームの『マーヴル VS. カプコン』ではカハル・J・ドッドが声を当てた。アニメシリーズの日本語吹き替え版は、江原正士テレビ東京放送版)、丸山壮史(トゥーン・ディズニー放送版)。

ドッドはアニメシリーズ『スパイダーマン』の2本のエピソードでもウルヴァリンを演じた。こちらの日本語吹き替え版は長嶝高士

2000年から2003年のテレビアニメシリーズ『X-メン:エボリューション』では過去が謎に包まれた男・ウルヴァリンがティーンエイジのX-メンに戦闘訓練を提供し、彼の若いチームメート達の間に軋轢を生じさせた。スコット・マクニールが声を当てている。日本語吹き替え版は江川大輔

2008年の『ウルヴァリン・アンド・ジ・X-メン』ではスティーヴン・ブルームが声を演じた。ブルームは他に『アベンジャーズ 地球最強のヒーロー』、『アルティメット・スパイダーマン』、『エックスメン』(英語版)においてもウルヴァリンを担当している。

2009年の『ウルヴァリンVSハルク』ではこちらでもスティーヴン・ブルームが声を演じている。日本語吹き替え版は間宮康弘

2011年1月から日本のアニメ会社マッドハウスが制作した連続テレビアニメ作品『ウルヴァリン』が放送された。これはマーベル、マッドハウス、ソニー・ピクチャーズ、アニマックスによる「Marvel Anime」シリーズの第2弾であり、2010年10月に制作・放送された第1弾『アイアンマン』でもゲスト出演していた。また2011年4月に制作・放送される第3弾『エックスメン』では準主役として登場しており、2011年7月に放送されている第4弾ブレイドにもゲスト出演している。声は4作品共に小山力也が担当。『エックスメン』を除いた3作品では、実写映画版をベースにした、長身かつハンサムな青年の容姿となっている。

ゲーム

ウルヴァリンは、全てのX-メンのビデオゲームと、多くのマーベルのビデオゲームでのプレイヤーキャラクター(多くの場合、初期又はデフォルトのプレイヤーキャラクター)である。
コンピュータゲーム

カプコンの『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』『MARVEL SUPER HEROES』『マーヴルVS.シリーズ』のすべてに登場している(注:当時「マーヴル」が公式の表記とされていた)。これらのゲームでX-メンのアニメシリーズでも声を担当しているカハル・J・ドッドによって声が当てられている(『MARVEL VS. CAPCOM 3』は除く)。『マーヴルVS.シリーズ』ではカプコンの『ストリートファイター』シリーズのキャラクターである豪鬼との因縁が描かれている。また同時期にカプコンによって作られたアクションゲーム(スーパーファミコン版『X-MEN』や『MARVEL SUPER HEROES』など)にも登場している。

ウルヴァリンが主役を務めるテレビゲームには、ファミコン用ソフトの『ウルヴァリン』とスーパーファミコンメガドライブ用ソフトの『ウルヴァリン アダマンチウム・レイジ』がある。

ローガンは、いくつかのスパイダーマン関係のゲームにも登場する。1992年の『スパイダーマン and the X-メン: Arcade's Revenge』に始まり、2000年のスパイダーマンテレビゲームのポスターにカメオ出演している。テレビゲームの『アルティメット・スパイダーマン』ではキース・ザラバッカが声を当てていて、彼は悪役のヴェノムと同じくプレイヤーが倒さなければならないボスとして登場する。

スティーヴン・ブルームは『X-メン Legends』、続編の『X-メン Legends II: Rise of アポカリプス』、そして最新作の『MARVEL ULTIMATE ALLIANCE』でウルヴァリンの声を担当した。彼は三作品全てで多くのプレイヤーキャラの一人であり、三作品で最初からのプレイできるキャラクターでもある。またカプコンの『マーヴルVS.シリーズ』の最新作『MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds』でもウルヴァリンを担当している。

ウルヴァリンは2005年の『マーベル Nemesis: Rise of the Imperfects』にも登場した.


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:130 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef