ウルトラマン
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アラシ(アラシ・ダイスケ/嵐大助[注釈 48]
年齢26歳[84]。科特隊きっての射撃の名手にして怪力の持ち主[84]。人間大のグリーンモンスを投げ飛ばした[84]。スパイダーショットを筆頭に、イデの開発した銃器はほとんどアラシが使用する。熱血漢であり、斬り込み隊長的な役回りが多く、そのためにバルタン星人にメッセンジャーとして体を乗っ取られる、ネロンガの電撃で気絶させられ、グリーンモンスの毒霧を2度も浴びせられるなど、しばしば危険な目に遭う。一見すると明るい性格だが、場合によっては一人で責任を背負い込むなどナイーブな面もある。第36話ではムラマツの命令に背いたために隊員の資格を一時剥奪される。作中ではよくイデとコンビを組み[84]、二人の会話でストーリーが進むことが多い。ザラブ星人に化けられたり、メフィラス星人に巨人化させられたり、ケロニアやゼットン星人には襲われたりするなど、宇宙人に狙われることが多い。映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』では別世界の設定ながらハヤタと夫婦として登場する。
ホシノ・イサム(星野勇)
年齢11歳[84]。科特隊本部にフリーパスで出入りしている少年[23]。本部への部外者の出入りは禁止されていると第20話で説明されるが、彼がどのような資格で出入りが許可されているのかは語られていない。第17話で「ハヤタを助けた」[注釈 49]功績により準隊員に任命されたが[84]、既に第16話で科特隊の制服を着用する。年少者であるため、放射能汚染が懸念されるような危険な現場への出動は認められていない。スパイダーショットでネロンガの片目を潰したり(第3話)、フジとミチコをラゴンから逃がすために自ら囮になったり(第4話)、ザラブ星人に捕らえられたハヤタにベーターカプセルを届けたり(第18話)、フジ隊員に代わって小型ビートルを本隊の指示を受けながら離陸させたり(第21話)と、子供ながら数々の功績を残す。

演者がスキー事故で骨折したため、第25話を最後に降板。作中では何の説明もないままの退場となった。

『超ウルトラ8兄弟』の初期プロット『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟2』では、成人している設定で登場[90]

科学特捜隊の協力者

この節の加筆が望まれています。 (2016年5月)

岩本博士(いわもと はかせ)
40歳、御殿山の科学センター所長[77]。ジェットビートルの設計者であると同時に、フェニックス号などの高性能宇宙船も開発している。冷静な判断力とロケット工学や動物学などあらゆる方面の学問に精通する優れた頭脳で科学特捜隊に貢献している[出典 28]。最終回では前日に作った無重力弾でウルトラマンでも倒せなかったゼットンを一瞬で倒した。ゲーム『ウルトラ作戦 科特隊出動せよ!』の設定では、科特隊初任務時に引退した一の谷博士に代わって科特隊顧問になったとされる。

第11話の山本博士、第24話の山川博士、第33話のヤマモト博士は脚本では岩本博士になっており、第18話の森田博士、第36話の博士を含めていずれも岩本博士役の平田の代役であった[91][93]

科学特捜隊

国際科学警察機構の下部組織で、正式名称は科学特別捜査隊(かがくとくべつそうさたい)[92][注釈 50]。略称は科特隊(かとくたい)。通常の警察組織では対処できない怪事件や異変の調査、地球を他惑星の侵略者からの防衛が主な任務である[92]。基本的には怪事件調査のための組織で、怪獣との戦闘は特別任務である。パリに本部があり、作中ではインドボリビアニューヨーク中近東などの支部について言及され、他にもブラジルロンドンモスクワトルコ、そして日本に支部を置く。外部から本部へは交換手を介しての通話が可能で、緊急連絡時の直通番号は999[95]英語表記はSSSP(Science Special Search Party・通称スリーエスピー)である。設定ではパリ本部の長官はスイス人のF・G・ピースであるとされている[96]

日本(極東)支部の隊員で作品中に登場するのは5名で、ムラマツ隊長以下副隊長格のハヤタ隊員、アラシ隊員、イデ隊員、フジ・アキコ隊員。途中からホシノ少年も準隊員になり、ピグモンにも特別隊員の称号が贈られる(第37話)。パリ本部やインド支部の隊員が訪れることもある(第7話、22話、23話、31話、32話)[92]

ムラマツ隊長以下のムラマツ班の他にも、『ウルトラマンメビウス』には宇宙での任務を目的としたサコミズ班が登場するほか、設定上はミナト班やヤマト班などが存在しており[96][92]金城哲夫の小説では100人以上の隊員がいると設定されている。また、漫画『ウルトラマン 科特隊奮戦記 ジャイアント作戦』には、電波班・分析班・技術班などのほか、科特隊日本支部上層部の人間としてサイゴウ総司令、ミヤジマ副司令が登場する。

設定では、『ウルトラQ』に登場した一ノ谷博士らが中心となって日本支部を設立したとされ[97]、『ウルトラQ』と本作品の間の出来事を描いた円谷プロ公認のPCゲーム『ウルトラ作戦 科特隊出動せよ!』では、ウルトラマンが現れる以前から怪獣と戦っており、創設者の一ノ谷博士も最初はメンバーに入っていたが第1話「科特隊日本支部誕生」の六角村での核露怪獣ゴルドキング迎撃作戦時に重傷を負い、第一線から退いている[注釈 51]


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