ウルトラマン
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もっとも、実際のところは『ウルトラQ』を商品化したマルサン商店などの業者が優遇されており、本格的に入札制度が機能するのは『キャプテンウルトラ』以降である。
物語の骨子

科学特捜隊のハヤタ隊員は小型ビートルで青い球体と赤い球体を追跡するが、赤い球体と衝突したうえに墜落死してしまう。

赤い球体の正体はウルトラマンだった。M78星雲人の彼は、宇宙の墓場への護送中に逃亡した宇宙怪獣ベムラー(青い球体の正体)を追って地球までやって来た。そして、自分の不注意でハヤタを死なせたことに対する罪の意識からウルトラマンは、ハヤタに自分の命を分け与えて地球の平和を守るために戦うことを決意。こうして、ウルトラマンとハヤタは一心同体となった。

以後、ハヤタはベーターカプセルを点火させてウルトラマンに変身し、怪獣や宇宙人と戦う。
ウルトラマンウルトラマンアーチ(東京都世田谷区祖師谷通り上)

諸元ウルトラマン
身長40 m[出典 1][注釈 7][注釈 8]
体重3万5千 t[出典 1]
キック力320の威力がある
腕力10万 tタンカーを持ち上げる
ジャンプ力800 m[12]
走行速度時速450 km[12]
飛行速度マッハ5[12]
水中速度200 kt[12]
地中速度マッハ3[15]
年齢約2万歳[16][12]

ドラマのクライマックスで登場し、怪獣や宇宙人と戦う巨人。その正体はM78星雲光の国出身の宇宙人である。宇宙警備隊員として、怪獣墓場に護送中に逃走した宇宙怪獣ベムラーを追跡して地球を訪れ、誤って死なせてしまった科学特捜隊のハヤタ隊員に自分の命を共有して一心同体となり[12]、地球の平和を守るために戦うことを決意する。

普段はハヤタの姿で行動するが、有事の際にはベーターカプセルを点火させてウルトラマンに変身し、怪獣や宇宙人と戦う。

ごく一部の例外を除き、原則として地球人とは会話せず、感情などは動きだけで表現し、「シュワッチ」あるいは「シュワッ」などと表記される数種の掛け声のみを発することがほとんどである。

腰を屈めた前傾姿勢のファイティングスタイルは、怪獣と対峙した際に相手の力量を見極めるための構えで、映画『理由なき反抗』でジェームズ・ディーンが身構えたポーズを真似している[17][18]。美センのホリゾントが見切れるため、話数を経るごとに猫背が低くなっていったという[18]。また、構えの手も空手の流れでグーではなく、パーになっている[18]にせウルトラマンにチョップした際に痛がっていたのは、古谷が実際に痛がっていたものであるという[17]


ウルトラマンのファイティング・ポーズ

プロフィール

ウルトラマンのプロフィールは、作中では語られていないが、雑誌記事などでは詳細に紹介されている[要文献特定詳細情報]。

職業:宇宙大学教授、宇宙警備隊銀河系局長(後に支部長)

趣味:読書[19]

家族構成

父:宇宙保安庁長官

母:ウルトラ学校教師


ベーターカプセル

ハヤタがウルトラマンに変身する際に使用するアイテム[注釈 9]。第1話でハヤタがウルトラマンと一体化する際に、ウルトラマンから託される。

カプセル内部には超小型プラズマスパーク核融合装置とベーターコントローラーが内蔵されている。これがないと、ハヤタはウルトラマンには変身できず、常に隊員服の内ポケットに携帯しているが、何度かカプセルを落とすシーンもある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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