「平成セブン」では、セブン=ダンがカザモリの姿のまま、後にセブンと合体したカザモリもウルトラアイで変身するシーンが描かれている。
『SEVEN X』でもウルトラアイを装着して変身するが、形状はウルトラセブンのウルトラアイと異なる。
『ウルトラ8兄弟』では別次元のダンが自らをセブンだと気が付いた際に、ダンの手元に出現している。 「デュワ!」の掛け声とともにウルトラアイを装着すると、頭部から順に変身する[注釈 12]。 装着方法は隊員服の胸ポケットから右手の指で摘んで取り出したウルトラアイを目に当てるパターンが多いが[7]、放送初期はまだそのスタイルが確立されておらず、第1話ではダンが両手を広げてジャンプをするとどこからともなく飛んできて直接装着されており、その他にもウルトラアイを覆い隠すように持った右掌を顔に当てて装着したり(第2話・第3話)、両腕を交差すると顔にウルトラアイが突然出現したり(第5話)といった変則的なパターンがある。第18話ではベル星人の疑似空間の中で怪音波を受けて苦しむダンが地面を転がりながら両腕を顔の前に交差して広げると、テレポーテーションしながらセブンに変身したが、ウルトラアイの装着は画面では確認できない[8][注釈 13]。 手で持って装着する必要もないらしく、第17話でユートムに拉致された際は、隊員服のベルトバックルに仕込まれた誘導装置を押すことで、手の届かないところに置いてあったウルトラアイを浮遊させ、引き寄せて変身している[8]。第48話ではセブンの体調が限界であるとのセブン上司の警告を思い出しウルトラアイを地面に投げ捨てて変身を思いとどまったが、結局地面に落ちたウルトラアイに倒れこむようにして変身している。 「平成セブン」では渦巻き状の光がウルトラアイから発生し、変身完了時には全身が発光する[30]。 サロメ星人に自白装置にかけられたダンが告白した「M2SH3GWAB1」元素[注釈 14]は、エメリウム光線に限らずセブンが使うあらゆる光線技(ウルトラビーム)の構成元素の元素記号(無論、架空の記号)である。
変身方法
身体特徴
ビームランプ[43]
眉間の上、額にある、エネルギー減少を知らせるランプ。点滅の描写は第11話の時点で既に見られる。当初は活動限界が設定されていなかったが、第25話で「ポール星人の寒波攻撃の後遺症で元のエネルギー量を回復できず、活動時間が制限されるようになった」という設定のもと、以後は他のウルトラマンのカラータイマーほどの頻度はないものの、点滅する場面が現れるようになる。この弱点を突かれてガッツ星人に敗れ、囚われてしまったことがある。『ウルトラマンA』において、ゴルゴダ星で十字架に磔にされたり、ヒッポリト星人のヒッポリトタールに浴びせられた際は、なぜか点滅しなかった。カラータイマーがない理由については後年に「カラータイマーは地球に長期滞在する際に手術で取り付けられるものであり、恒点観測員のセブンには本来必要のないものだったため、ビームランプがその代わりを務めている」という設定が付加された。カラータイマーと異なり点滅時に赤色にはならない。
元々額のビームランプは、デザイナーである成田亨が『ウルトラマン』制作時、デザインの時点では存在していなかったカラータイマーが現場で勝手につけられ(ウルトラマン#変身時間参照)、それが公式となったことへの反発と今後の予防策として、あらかじめデザインに組み込んだものである。
プロテクター[43](エネルギー吸収板[44])
胸部の上部にある鎧状のプロテクターは、受けた太陽光を活動エネルギーに変換するための仕組みと設定されている。第40話では、太陽エネルギー吸収の際に四角い穴の1つ1つが点滅する描写がある。
光線技
エメリウム光線[36][46][30][43][37][47]