ウルトラシリーズ
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この当時の設定を引き継いだ作品として『平成ウルトラセブン』(ほかのウルトラシリーズと関連しない形での『セブン』の続編)が制作されている[注 32]。同じ手法で『ウルトラマン』の直接の続編である『ウルトラマン怪獣伝説 40年目の真実』も制作されている。


『ウルトラマンUSA』『ウルトラマンG』『ウルトラマンパワード』『ウルトラマンゼアス』はそれぞれ、『ウルトラマン80』までの作品世界を舞台にしている続編だが、相互のつながりを強調するような演出はない。また、『ウルトラマンゼアス』と『ウルトラマンメビウス』以外は過去のウルトラ戦士や怪獣に関してもまったく触れられておらず[注 33]、それぞれ独立した過去のシリーズとは関係ない世界とも解釈できる描写である。

『ウルトラマンメビウス』はほかの作品と違ってウルトラマン80が地球を去ってから25年後と語られており、『ウルトラマン80』までのシリーズの続編であることがポイントになっている。


『ウルトラマンネオス』『ウルトラマンマックス』は登場ウルトラマンがM78星雲出身とされているが、『ウルトラマン80』までの作品世界とはそれぞれ独立した作品世界である。

ギャラクシークライシス

大怪獣バトル』以降の作品では、時空を超えた混乱期であるギャラクシークライシスが発生したことにより、M78ワールドと平成ウルトラマンシリーズなど別の世界観を持つ作品との共演も可能となっている。『ウルトラマンゼロ THE MOVIE』より、無数の宇宙が超空間の水泡状に存在している「マルチバース」の設定を明確化した。
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』シリーズ
ZAP SPACYのスペースペンドラゴンに、『ティガ』と『ダイナ』世界のネオマキシマオーバードライブが搭載されているなど。
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』
『ダイナ』テレビシリーズのアスカ・シン=ウルトラマンダイナ本人が、『ティガ』と『ダイナ』の世界からウルトラの星にやってくる。
『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』
ウルトラマンゼロがいる別宇宙(アナザースペース)に、ウルトラマンノアが出現。
『ウルトラマンサーガ』
それぞれ別の世界からきたゼロ、ダイナ、ウルトラマンコスモスが共演。
作品世界の繋がりが示唆される作品

スタッフのお遊びとしてではあるが、共通する単語や人物などが登場している。
『ウルトラマン』と『ウルトラマンゼアス』
『ゼアス』1作目にウルトラマン地球来訪30周年の黄金の像が登場する。『ゼアス』2作目では、ウルトラマンシャドーの弱点はウルトラマン同様のカラータイマーであるという分析から、
ゼットン砲が開発される。
『ウルトラマンティガ』&『ウルトラマンダイナ』と『ウルトラマンコスモス』
錦田小十郎景竜という人物が共通している。時代設定の上では『ウルトラマンティガ』は2007年、『ウルトラマンダイナ』は2017年であり、『ウルトラマンコスモス』はその中間に当たる2009年となっている。
『ウルトラセブン』と『ウルトラマンマックス』
メトロン星人本人が再登場する。もっとも後者の世界は、同作品の第1話で初めて怪獣(宇宙人含む)が現れたことになっているうえに、各回がオムニバス形式であり時折設定が切り替わることに留意する必要がある。
『コメットさん(第2期)』
『ウルトラマンタロウ』と『ウルトラマンレオ』以降の後日談に当たるエピソードが放映されているが、両作品およびウルトラシリーズとは無関係である。
『有言実行三姉妹シュシュトリアン』
東映作品であるものの、第40話「ウルトラマンに逢いたい」で共演(監督と脚本はどちらも円谷と東映両方に関わった佐伯孚治武上純希)。怪獣おじさん(実はハヤタ)が登場している。
劇中劇としてウルトラシリーズが登場する作品の舞台
後述するように、ウルトラシリーズが劇中劇として登場することがある。こういった作品の舞台は、現実世界に近いものになっているとともに、そういった舞台が同一である可能性も示唆している。
『ウルトラQ』と『ウルトラマンマックス』
第29話「怪獣は何故現れるのか」において、ウルトラQ撮影時に遭遇した怪獣(ゲロンガ)がウルトラマンマックスと戦う(「ゲロンガ」自体はウルトラQの未制作脚本に登場している)。ウルトラQの作品をメタ視しており、最後は万城目 淳役の佐原健二(役名:佐橋健二)・戸川 一平役の西條康彦(役名:西郷保彦)・江戸川 由利子役の桜井浩子が再会する。
劇中劇としての登場

メタフィクションに近い形で劇中劇として他の作品を登場させることもある。
『ウルトラマンティガ』
『ティガ』第49話にて、『ティガ』の世界にも劇中劇として『ウルトラマン』が存在することが明かされる。
『新世紀ウルトラマン伝説』
『新世紀ウルトラマン伝説』の主要な登場人物は、『歴代ウルトラシリーズ』が劇中劇として存在する世界の人物であり、登場人物たちがそれが放送されているテレビの中へと入っていくことで物語が始まる。
『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』
ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』の舞台は、平成ウルトラシリーズ3部作などが放送されている世界。ガイアはテレビシリーズの世界から、ティガ・ダイナは赤い球への願いの力によって出現した。
『ウルトラマンナイス』
『ナイス』の世界における歴代シリーズの扱いは現実に非常に近いものになっている。
『大決戦!超ウルトラ8兄弟』
『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の舞台は、『昭和ウルトラシリーズ』が放送されている世界[注 34]であり、主要な登場人物は歴代シリーズの登場人物が普通の人間として暮らしている。


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