ウルトラギャラクシー大怪獣バトル
[Wikipedia|▼Menu]
バンダイのアーケードカードゲーム『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』と連動したテレビシリーズ[1]で、ウルトラシリーズとしては初のBSデジタルで先行放送された作品である。ネット配信も行われ、BS11の放送1週間前に有料で配信し、放送後1週間は無料配信、その後再び有料配信された[2]

歴代のウルトラ怪獣同士のバトルを題材としているゲーム版と同様、本作品も怪獣同士の戦いがメインとなっている。そのためウルトラシリーズで多数を占めていた「ヒーローが怪獣や宇宙人から人々を守るために戦う」という要素は薄く、作中における戦いは「異星における怪獣同士のバトルロワイヤル」として描かれ、従来のシリーズ作品におけるウルトラマン的な役割も、主役怪獣のゴモラたちが担っている[注釈 1]。またその世界観はゲーム版と同様に『ウルトラQ』を起点として、ウルトラマンメビウスが地球を去った未来の世界を舞台にしており(ゲーム版の世界観の項を参照)、他のウルトラシリーズとの繋がりを明確にした描写や設定も多々見られる。

撮影は本編から先に行われ、特撮は少数精鋭でローコストを目指して制作された[3]。また屋外での撮影はなく、全編に亘って東宝ビルトのスタジオ内で撮影されている。ウルトラシリーズにおける同スタジオでのセット撮影は本作品が最後であり、同時に『ウルトラマンティガ』以来シリーズに関わってきた円谷一夫、キャラクターデザインの丸山浩、CG制作の円谷CGI-ROOM、主題歌のProject DMMといったメンバーでの制作による最後のテレビシリーズでもある。

2013年現在、YouTubeにある専用チャンネルで第1話などの映像を無料で視聴することが可能である。
ストーリー

時は、宇宙時代を迎えた近未来。人類は豊富な資源を求め、スペースミッションのエキスパート集団「ZAP SPACY」を組織し銀河の彼方へと進出していた。とある日、貨物を輸送していた、スペースペンドラゴンの乗員たちは、通信が途絶えた辺境の開拓惑星ボリスへと向かった。
登場人物、怪獣、宇宙人「大怪獣バトルの登場キャラクター」を参照

荒木憲一によれば、企画書の段階では、レイの3体目のパートナー怪獣としてエレキングの他に深海怪獣グビラが候補に挙がっていた[4]

また当初第12話にて、『ウルトラマンタロウ』に登場したバードンを登場させる予定だったが、尺の都合により続編『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』へと持ち越されることとなった。
用語、メカニック「大怪獣バトル」を参照
キャスト

レイ:
南翔太

ハルナ:上良早紀

オキ:八戸亮

クマノ:俊藤光利

ヒュウガ:小西博之

ヒロキ:影丸茂樹

ケイト:蒲生麻由

カレン:山田夏海

アトウ:石井英明

ゲスト

調査団員:
山賀教弘矢崎文也(7)

カレンの父:渋谷浩康(7)[注釈 2]

生存者:早川プロダクション(7)

ゴースタードラゴンのクルー:川又シュウキ、松永直也(10,11)

赤ん坊のレイ:飯田信矢(11)

レイブラッド星人の声:佐藤正治(12)

スーツアクター

この節は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方
出典検索?: "ウルトラギャラクシー大怪獣バトル" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2011年4月)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:113 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef