ウクレレ
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G3 C4 E4 A4 (ローG)D4 G3 B3 E4[1]

A3 D4 F♯4 B4
D3 G3 B3 E4
バリトンバリ, バリ・ウケ, タロパッチ29 in (74 cm)19 in (48 cm)18?21D3?A♯5 (C♯ 6)D3 G3 B3 E4C3 G3 B3 E4
バスU-バス, ランブラー32 in (81 cm)21 in (53 cm)16E1?B3E1 A1 D2 G2D1 A1 D2 G2 (ドロップD)

ソプラノ、コンサート、テナーは、一般に低音から高音へ順に、G-C-E-A にチューニングされるが、実はG弦は一オクターブ高く調弦されるために、その音程はE弦とA弦の中間に位置する。このためダウンストローク、アップストローク共に高音弦から入ることとなり、コード演奏時には独特の軽やかな響きが生まれる。

ソロ演奏においては音域の狭さをカバーするためにGを1オクターブ下げたLow-Gというチューニングも多用される。その際はG弦をLow-G専用のものに張り替える必要があるが、クラシックギターの3弦を代用することも可能。

バリトンについては、ギターの高音側4弦と同様に D-G-B-E にチューニングされることが多い。

かつてアメリカ合衆国では、現在よりも1音高いA-D-F#-B(アメリカンチューニング)が標準とされた。このチューニングは同国内では現在もしばしば使われることがある。

鏡の国のウクレレは大阪芸術大学准教授の中野圭によって発明されたウクレレで2019年9月に台北の林舎文化Lin's Cultureで世界初演された。左利きウクレレ奏者の為に右利き用の通常のウクレレを活用してもらえるような発明で通常と左右逆向きに構えて演奏される。特許「弦楽器」。

ブラジルにも カヴァキーニョ(cavaquinho)と呼ばれるウクレレに類似した4弦の楽器があり、サンバの伴奏などで頻繁に使用される。これはウクレレとは異なり金属弦が用いられ、通常 D-G-B-D とチューニングされる。さらに南米のティプレ(tiple 10弦)や、タヒチ島のタヒチアン・ウクレレ(8弦)なども起源を同じくする楽器であると考えられる。
その他

英語での発音は「ウクレレ」ではなく、「ユーカレイリー」に近い音になることに留意する必要がある。なお、本来のハワイ語での発音は「ウクレレ」に近い。


洗足学園音楽大学学生(のちプロ奏者)の望月和介が世界初のウクレレ協奏曲とされる『ウクレレのための小協奏曲』を作曲した[2]

著名な奏者
アメリカ合衆国
おもにウクレレ奏者、ウクレレを弾く歌手として知られる人物


ビル・タピア


グレース・ヴァンダーウォール

エディ・ヴェダー

クリフ・エドワーズ

イズラエル・カマカヴィヴォオレ

ハーブ・オオタ

ジェイク・シマブクロ

ブルース・シマブクロ

テレサ・ブライト

ウクレレも弾くミュージシャン


クリス・アレン

リッチー・サンボラ

ジャック・ジョンソン (ミュージシャン)

テイラー・スウィフト

ズーイー・デシャネル

メーガン・トレイナー

チューン・ヤーズ

ウクレレも弾くその他の著名人


バスター・キートン

レベッカ・シュガー

ウィリアム・H・メイシー

日本

日本で活動する外国人を含む。
おもにウクレレ奏者、ウクレレを弾く歌手として知られる人物


青戸裕之

石田英範( ⇒パイティティ

IWAO(山口岩男)

Vance K

上野まな(ソロ活動においてはウクレレ弾き語りシンガーとして活動)

Ebak

面谷誠二(IMEHA

キヨシ小林

日下貴博

近藤利樹

さぁさ

佐々木敢一和田弘とマヒナスターズ

鈴木智貴

つじあやの

津村泰彦

洞口依子( ⇒パイティティ

名渡山遼

Petty Booka

森嘉彦

山野さと子

KAZUKI & NAOTO

Kaolu - ハワイアンシンガー

ウクレレも弾くミュージシャン


安達ひでや

忌野清志郎 (ライブで「デイ・ドリーム・ビリーバー」を8弦ウクレレで弾き語りした)

大橋彰彦

大橋節夫(スティールギターで知られるが、ウクレレ演奏のアルバムも出している)

ゴンチチゴンザレス三上チチ松村

バッキー白片(スティールギターで知られるが、ウクレレ演奏のアルバムも出している)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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