ウォーフ
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調査の結果、真の裏切者はデュラスの父親であった事が判明するが、元老院のクンペックにデュラス一族は有力なので、真実を告げると帝国の内乱にもなりかねないと言われ、更にデュラス本人や一族のルーサやベトールから暗殺未遂や妨害工作を受け、不本意ながら訴訟を取り下げて「臆病者」として追放される(クンペックは事実を受け入れており、ウォーフがデュラスに「裏切者の息子め!」と言って殴ったが黙認した)。後にピカードの協力で総裁になったガウロンによって名誉を回復される。ガウロンとデュラス家が総裁の座を巡って内戦を繰り広げた際、デュラス家の裏ではロミュランが糸を引いていて、ガウロンの敗北は即ちクリンゴンと惑星連邦の関係消滅を意味するとして力説するも、惑星連邦宇宙艦隊は内政不干渉の原則を破ることを良しとしなかった。そのため、ウォーフは除隊してクリンゴン内戦に加わるが、内戦が終結するとエンタープライズDのクルーとして復職する。

死亡していたと思われた父・モーグが生存しているとの情報に、一時的に休暇を得て探しにいくが、実際はキトマーの大虐殺で戦死している。
スタートレック:ディープ・スペース・ナイン

少佐に昇進したのもつかの間、ベリディアン3号星でエンタープライズDが失われた後、無力感に駆られ退役を決意する。しかし、ディープ・スペース・ナインの司令官ベンジャミン・シスコ大佐に招集され、戦術士官として着任。基地で知りあったジャッジア・ダックスと恋に落ち、結婚する。

ジャッジア・ダックスの死後に現れたエズリ・ダックスに対してどう対処したらいいか悩むが、最終的に良き友人になる事で落ち着き、彼女とステーション勤務のドクター・ジュリアン・ベシアとの交際も認める。
映画

ドミニオン戦争が終結すると、クリンゴン総裁になったマートクの誘いで、駐クロノス連邦大使に任命され赴任する(クロノスはクリンゴン帝国の母星)。なおディープ・スペース・ナイン勤務中でも、U.S.S.ディファイアントボーグとの第2次地球防衛戦に参加した際(映画『スタートレック ファーストコンタクト』)や、基地外任務時に“たまたま”近くにいたU.S.S.エンタープライズEに挨拶に寄る(映画『スタートレック 叛乱』)など、旧エンタープライズDのクルー達とも変わらず交流が続いている。

はっきりした時期は不明だが、ベケット・マリナー少尉とDS9勤務期間が重なっていた時期があり、自身のメクラフを破損される等、ある程度の交流があったと思われる(『スタートレック:ローワー・デッキ』第13話)。

数年後、艦隊に復帰しU.S.S.エンタープライズEにて戦術・保安士官として勤務(映画『ネメシス/S.T.X』)。

ネメシス後、ライカーの後任として副長に昇格し、2381年の時点で提督に昇格したピカード(ローワーデッキ第30話)の後任として艦長に就任、2385年にエンタープライズEが喪失するまで艦長職を務めた。
スタートレック:ピカード

2401年、宇宙艦隊所属の現役士官として、大佐の地位にある。

宇宙艦隊情報部ロー・ラレン中佐を自身のハンドラーとし、同じく艦隊情報部員のラフィ・ムジカーのハンドラーとなり、デイストローム研究所からの盗難事件の捜査を行う。U.S.S.タイタンではピカードビバリーライカーに再会し、宇宙艦隊に可変種が浸透し支配しようとしていることが判明する。ライカー、ラフィとともにデイストローム研究所に潜入し、新たに製造・保存されていたデータを持ち帰る。可変種の艦シュライクに捕らえられていたライカーとディアナ・トロイを救出する。人工生命の肉体に転移する前のピカードの遺体が盗難され、頭頂葉が切除されていることを発見する。その後、ボーグが艦隊全体を同化した危機において、ライカーとボーグ・キューブに侵入し、同化された艦隊士官を操るビーコンの位置を特定して危機回避に貢献する。

引き続きマートク家の一員であり、口上は「モーグの息子でありアレクセイ・ロジェンコの息子、デュラス家の撃滅者、そしてガウロンを打倒した者。」である。

エンタープライズEのピカードの後任かつ最後の艦長だった為、喪失に関わった事から責任を感じ指揮系統から自発的に外れ、DS9赴任以前の黄色の制服に戻っている。
人物

惑星連邦の士官ではあるが、クリンゴン人戦士としての誇りを忘れず名誉を重んじて行動している。クリンゴンの軍服が連邦士官であるので着られない為、クリンゴン人の象徴なのかは判らないがおそらく家系を象徴する飾帯として、サッシュを右肩から左腰にかけて付けているのが特徴である。好物はプルーンジュース。地球のに対しては鳴き真似で猫に向かって面と向かって威嚇する程扱いを苦手としている。

元々は血気盛んなクリンゴン人であったが、幼い頃にサッカーの試合で人間の子供と競り合った際、頭と頭をぶつけ結果として相手を死亡させてしまったことが原因で自分を抑えるようになった。


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