2014年3月にスティーヴン・スピルバーグは初めて『ウエスト・サイド物語』の映画化に関心を持ち、これを受けて20世紀フォックスが映画化の権利を取得した[23]。『ミュンヘン』『リンカーン』を手掛けたトニー・クシュナーは2017年7月に『ウエスト・サイド・ストーリー』の脚本を執筆していることを明かし、ミュージカルナンバーはそのままに、ストーリーは1961年公開の『ウエスト・サイド物語』よりもオリジナル版のものに近くなると語っている[24][25]。2020年にスピルバーグはヴァニティ・フェアからの取材で「『ウエスト・サイド物語』は我が家が初めて家に取り入れたポピュラー音楽でした。子供のころから大好きな音楽になったのです。」と語っている[26]。 2018年1月、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の撮影終了後にスピルバーグが『ウエスト・サイド・ストーリー』の製作に取り掛かることが発表され[27]、数日後にはマリア、トニー、アニタ、ベルナルドの4役のオーディション募集が始まった[28]。
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