ウェンブリーのシンボルであるツインタワーやナショナル・フットボール・ミュージアムも併設していた。1934年にはエンパイア・プールが完成している。
1948年開催のロンドンオリンピックのメインスタジアムに選ばれ、陸上競技においてフランシナ・ブランカース=クンとエミール・ザトペックの活躍が注目を集めた。そのほかにもホッケーとサッカーの準々決勝および決勝、乗馬、ラクロス(公開競技)の決勝が開催された。その後、陸上競技場として用いられたダートトラックはドッグレースの会場として利用された。
1966年開催のFIFAワールドカップ決勝では、延長の末イングランドが西ドイツを破り初優勝。エリザベス2世女王からジュール・リメ杯が授与され、イングランド代表の地元優勝に歓喜が沸いた。
1995年開催のアンブロ・カップでは、日本がイングランドと対戦した。
1996年にはユーロ96が開催。ドイツが東西再統一後初優勝。
その後、老朽化のため、2000年のFAカップ決勝(チェルシーVSアストン・ヴィラ)をもっていったん閉場。2003年に取り壊され、2007年に現在のウェンブリー・スタジアムが完成した。 コンサート会場としての使用も多かった。1972年8月に行われたロンドン・ロックンロール・ショーを皮切りに、1985年7月13日開催のライヴ・エイドではデヴィッド・ボウイ、クイーン、ポール・マッカートニー、ダイアー・ストレイツ、U2らが出演。1988年には同様のチャリティーコンサートであるヒューマン・ライツ・ナウ!とネルソン・マンデラ生誕70歳トリビュートコンサートが開催された。その他にもマイケル・ジャクソンやマドンナ、クイーン、ジェネシス、ザ・フーなど様々なアーティストが単独ライブを行った。 1971年から1991年の間には女性のフィールドホッケーが度々開催された。 1975年には米国の伝説的なスタントマン、エベル・ニーベル
コンサート
その他
1992年にはWWEの夏の大一番と位置づけられているサマースラム92が開催され、格闘技・レスリングイベントとしては最多の80,355人を動員している。
脚注[脚注の使い方] ^ ⇒Staff (17 June 1924) "Asks Premier to Stop Rodeo Steer Roping; British Society Appeals 'in Name of Humanity' Against Contest of American Cowboys" New York Times"
^ ⇒Photograph of exhibition site
^ ⇒Map of exhibition site
^ ⇒Sunday Tribune of India (newspaper) Article on exhibition (2004)
^ ⇒British Pathe (agency) Film of British Empire Exhibition, reel one
^ ⇒British Pathe (agency) Film of British Empire Exhibition, reel two
^ ⇒British Pathe (agency) Film of British Empire Exhibition, reel three
^ ⇒British Pathe (agency) Film of British Empire Exhibition, reel four