ウエスレヤン大学は40の学部を持ち、900以上の授業を毎学期開講している。学部生は47の専攻から選んで学士号を取得することができる。基本的には二年生の春学期に専攻を宣言することとなっている(College of Social StudiesとCollege of Lettersは一年生の春学期に宣言するなど例外もある)。
47の専攻は以下の通り:アフリカ系アメリカ人文化学、アメリカ学、人類学、考古学、美術史、美術、天文学、生物学、化学、古典、College of East Asian Studies、College of Letters、College of the Environment、College of Social Studies (詳しくは後述)、コンピュータ・サイエンス、舞踊、地学および環境学、経済学、英語、フェミニスト・ジェンダー及び性に関する研究、映画作成学、ドイツ学、政治学、歴史学、ラテンアメリカ文化学
、数学、数学-経済の総合プログラム、中世学、分子生物学および生物化学、音楽、神経科学および行動科学、哲学、物理学、心理学、宗教学、ロマンス言語学および文学、ロシア・東欧文化学、ロシア語およびロシア文学、社会における科学のあり方、社会学、演劇。これらの47の専攻のうち15、つまり約3分の1が学際プログラムである。また、二つ以上の専攻を持って卒業することも可能であり、実際40%以上の生徒が二つ以上の専攻を持って卒業している(ダブル・メジャー)[18]。また、52%の生徒は自らで専攻を作って卒業している(Independent Studyと呼ばれる)[19]。2012年2月からは副専攻プログラムの提供も始まった。
ウェズリアン大学には工学部がないため、カリフォルニア工科大学及びコロンビア大学工学部とともに3-2プログラムと称されるプログラムを提供している。このプログラムは5年かけてウェズリアン大学及び、カリフォルニア工科大学またはコロンビア大学工学部のいずれか、の2つの学位を取得できるプログラムであり、専門的な学習はウェズリアンのキャンパスを離れて行う。5年目の学費は免除される。
授業は少人数制であり、10から19人の授業がほとんどで、学生対教員の比率は9:1である[20]。
ライティング能力がどの学部でも重視されており、99%を超える学生がライティングのカリキュラムを終了している[21]。
一年生にはライティング、分析、議論及び批判的思考力を養うことを主目的とした一年生専用のセミナーが提供される。 CSSとはThe College of Social Studiesの略であり、1959年に歴史学、経済学、政治学及び哲学を統合して生まれたウェズリアン大学独特の学部である。生徒個人の知的独立とともに生徒と教授の間の協力的、社会的関係の構築に焦点を当てている。生徒はプログラムの10.5単位(卒業論文を書く者は11.5)のうち5.5を二年生のうち取得する。二年生の間は西洋の近代社会の成立を歴史的、経済的、政治的観点から勉強し、期末試験は総合的なものとなっている。三年生はよりグローバルな視点からの分析となり、四年制になると卒業論文もしくは卒業エッセイの執筆が課される。[22][23][24] ウエスレヤン大学では11の学部別の大学院プログラムがある。ただしこれらは自然科学、数学、コンピューター・サイエンス、心理学そして音楽の分野に限られる。[25]プログラム修了後には文学修士(Master of Arts)、理学修士(Master of Science)もしくは博士号が授与される。 ウエスレヤン大学が1953年に全米で初めて開始したプログラムで、リベラルアーツの分野での修士プログラムである。
CSS(The College of Social Studies)
大学院
学部別プログラム
GLSP(Graduate Liberal Studies Program)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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