ウィザードリィ
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出典検索?: "ウィザードリィ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2014年12月)

ウィザードリィ
ジャンル3DダンジョンRPG
開発元サーテック
発売元サーテック
主な製作者アンドリュー・グリーンバーグ
ロバート・ウッドヘッド
1作目ウィザードリィ 狂王の試練場
(1981年9月)
最新作Wizrogue: Labyrinth of Wizardry
(2017年2月24日)
スピンオフ作品BUSIN Wizardry Alternative
Nemesis: The Wizardry Adventure
ウィザードリィ 囚われし魂の迷宮
Wizardry Online
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『ウィザードリィ』(Wizardry)は、1981年米国サーテック社からApple IIソフトウェアとして発売された3DダンジョンRPGのシリーズである。

現在のロールプレイングゲーム(RPG)の発展に大きく影響したシリーズであり、特に初期作品はドラゴンクエストシリーズ[1]ファイナルファンタジーシリーズ[2]などのRPGに多大な影響を与えた。

サーテック社は2001年に発売された『ウィザードリィ8(英語版)』を最後に倒産し、以降はシリーズの版権を取得・ライセンス供与を受けた日本企業によるスピンオフ作品が発表され続けている。詳細は#版権の所在についてにて。
シリーズ作品詳細は「ウィザードリィのシリーズ一覧」を参照

サーテック社より発売されたオリジナルタイトルは1981年の『ウィザードリィ 狂王の試練場』から2001年の『ウィザードリィ8(英語版)』が存在する。

日本においては、上記をローカライズした作品のほか、1991年にアスキーより発売された『ウィザードリィ外伝』を始めとして、ウィザードリィのタイトルを冠するスピンオフ作品が現在に至るまで多数製作されている。

これらの作品は主に日本国内のみで販売されているが、『BUSIN Wizardry Alternative』『ウィザードリィ 囚われし魂の迷宮』『Wizardry Online』のように日本で開発・リリースされた後、欧米でもリリースされた作品も存在する。
ゲームの流れ

主観視点で表現される迷宮を探索し、目的の達成とキャラクターの成長を楽しむことがプレイの目的となる。

戦士や盗賊、僧侶、魔法使いといった、異なる能力を持った最大6人のパーティを組み、3D表示された迷宮を探検するのが基本のスタイルである。なお、メンバーの前から3人までが前衛となり、敵との格闘戦を担当する。

迷宮では、遭遇する敵を倒しつつ攻略していく。敵を倒すと経験値であるE.P.と通貨であるG.P.が獲得できる。E.P.とG.P.は他の一般的なRPGとは異なり、パーティ全体に与えられるものではなく、生存メンバー毎への分配式であるため、E.P.は各メンバー毎に同じ数値が、G.P.は同じ額が参加メンバー1人ずつに与えられる。

また、敵を倒すと宝箱が出現することがあり、この宝箱は任意で開閉の有無が選択可能である。開けた場合は戦利品を獲得できることもあるが、宝箱には罠が仕掛けられていることが多い。宝箱の罠の解除は、#3では盗賊、忍者のみが可能であるが、解除に失敗する場合もある。なお、宝箱の罠の内容を調べるのは全メンバーが可能であるが、これには盗賊、忍者以外では正答率が相当に低く、また盗賊や忍者であっても当たり外れがあるため、実際に開けた場合の罠と異なることもある。盗賊は他の職業に比べて戦闘力に劣るが宝箱の罠を解除しなければ強力な装備は入手できないため、パーティの戦力が落ちるのを承知で盗賊を一人入れ、将来的に上位クラスの忍者にクラスチェンジするのが通常である。

耐久力(HP)や呪文の使用回数(マジックポイント、MP)が少なくなったら街へ戻り、宿屋に泊まって回復し、装備を整えて再び迷宮に入り、徐々に探索範囲を広げていく、という行程の繰り返しでゲームは進んでいく。

その間に、各キャラクターは経験を積んでレベルを上げることで成長していき、一度の攻撃で多くのダメージを与えられるようになったり強力な呪文をより多くの回数唱えられるようになっていく。また、戦利品から優れた武具を選び身に付けることでも戦力を強化できる。

ウィザードリィシリーズの初期の作品は、拠点となる街は文章で表示され、魔物や迷宮のグラフィックも現在のゲームと比べると簡素ではあった。しかし、迷宮とその内のあらゆる物がアスキー文字による疑似平面図で構成され示される『ローグ』と比べると、冒険者の視点で描かれた迷路は臨場感があった[注 1]PC98シリーズ版のパッケージには書き込み式のマップシートが同梱されており、プレイヤーは地図を自作するようになっていたが、後期の移植作品ではゲーム内で自動的にマップを生成できるようになった。
舞台設定

この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2024年5月)
登場キャラクターについては「ウィザードリィの登場キャラクター」を参照

世界設定やシナリオは、基本的に従来のテーブルトークRPGの流れを汲むが、ウィザードリィはさらに独自のネタを追加し、モンスターやアイテムに各地の神話、SF、黒澤明作品など日本の時代劇ネタ、幼児番組『セサミストリート』、童謡『マザー・グース』、駄洒落、果ては『空飛ぶモンティ・パイソン』の影響も散見される。後のドラゴンクエストもこれらに影響を受けている。オリジナル英語版の「Blade Cusinart」の概略

しかしながら日本では上記のようなパロディはあまり注目されず、正統派ファンタジーとして受け入れられた。例えば、ゲーム中に登場する剣「“カシナートの剣(Blade Cusinart')”」(クイジナート社フードプロセッサーのパロディ)[注 2]が、日本では「名匠カシナートが鍛えた剣」として紹介されている。この「名匠カシナート」の設定はテーブルトークRPG版『ウィザードリィRPG』などに引き継がれている。

ファミコン版移植の際には、由来不明の魔物マイルフィック(Maelific)にパズスのような独自の解釈によるイラストが付けられている[注 3]ベニー松山によるノベライズ作品や石垣環によるコミカライズ作品も日本人が受容した正統派ファンタジーの設定を用いている。
ゲームシステム登場するアイテムについては「ウィザードリィのアイテム」を参照
プレイヤーキャラクター

ゲームを開始した直後、プレイヤーはまず冒険に参加するキャラクター(プレイヤーキャラクター)について、種族と性格、職業を選択することで作成する。シナリオ#1・#3、#5ではゲーム中で最大20人まで登録でき、うち最大6人までパーティに参加させ冒険することとなる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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