1950年代から60年代にかけて、インペリアルはT-ボーン・ウォーカー、スマイリー・ルイス、アール・キング、スヌークス・イーグリン、リル・サン・ジャクソンと契約し、次々と作品を世に送り出した[4]。その中でファッツに続くレーベルの大スターとなったのがロックンロール・スターのリッキー・ネルソンだった。彼のヒットにより、レーベルは一層勢いを増していった。
1961年にはアラディン・レコード、1963年にはミニット・レコードを買収し、レーベル傘下に収めた。しかしながら1963年、2大看板スターであったファッツ・ドミノとリッキー・ネルソンを相次いでライバルのレーベルに奪われたことを機にチャッドはインペリアルをリバティ・レコード(英語版)へ売却し、経営から身を引いた[1]。
新しい経営の下でインペリアルはアーティストの見直しを進めた。従来のアーティストの一部はこの過程で契約を失い、一方ホリーズなどのブリティッシュ系のバンドが新たにラインアップに加えられた。
1968年、リバティはユナイテッド・アーティスツ・レコード (UA) と合併する。UA下ではインペリアル所属のアーティストのリバティーへの移動が進み、1970年代に入るとインペリアルはレーベルとしては死に体となっていった[1]。
1979年にインペリアルを含むUA下の音源はEMIによって買収された。同社は2006年にインペリアル・レコードを復活させている[5]。現在はユニバーサル ミュージック グループがその権利を有している。
脚注^ a b c Both Sides Now Publications: Imperial Records Discography
^ Find Out What’s in All About Blues Music: Lew Chudd
^ The Guardian-Dave Bartholomew: a giant who taught the world to rock'n'roll
^ Blues Encyclopedia: Chudd, Lewis Robert "Lew"
^ Label Guide: Imperial
外部リンク
⇒Imperial Album Discography (英語)
表
話
編
歴
ユニバーサル ミュージック グループ
インタースコープ・ゲフィン・A&Mレコード
アフターマス・エンターテインメント
シェイディー・レコード
キャピトル・ミュージック・グループ
ブルーノート