インド
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合計(2021年)10兆1811億6600万[2]ドル(3位
1人あたり7314.129(推計)[2]ドル

独立
 - 日付イギリスより
1947年8月15日
通貨インド・ルピーINR
時間帯UTC(+5:30) (DST:なし)
ISO 3166-1IN / IND
ccTLD.in
国際電話番号91

インド(ヒンディー語: ????、英語: India)[注釈 2] またはインド共和国(インドきょうわこく、ヒンディー語: ???? ???????、英語: Republic of India)[注釈 3][3]南アジアに位置し、インド亜大陸の大半を領してインド洋に面する連邦共和制国家。首都はデリーニューデリー[3]、最大都市はムンバイ[4]

西から時計回りにパキスタン中華人民共和国ネパールブータンミャンマーバングラデシュ国境を接する[5]。海を挟んでインド本土がスリランカモルディブと、インド洋東部のアンダマン・ニコバル諸島インドネシアタイ南部マレーシアに近接している。

インド本土はインド洋のうち西のアラビア海と東のベンガル湾という2つの海湾に挟まれて、北東部をガンジス川が流れている。

1947年大英帝国から独立。世界第一位の人口を持つ[5]国花、国樹は印度菩提樹国獣ベンガルトラ国鳥インドクジャク、国の遺産動物はインドゾウである。

インドの国の象徴(英語版)
(公式)国の遺産動物
インドゾウ
国鳥
インドクジャク
国樹
印度菩提樹
国花

国獣
ベンガルトラ
国の海洋哺乳類
ガンジスカワイルカ
国の爬虫類
キングコブラ
国の遺産哺乳類
ハヌマンラングール
国果
マンゴー
国の象徴の寺
アークシャルダーム寺院
国の象徴の川
ガンジス川
国の象徴の山
ナンダ・デヴィ

概要

インドは南アジア随一の面積(世界では7位)と世界第1位の人口を持つ国である[5]。14億人を超える国民は、多様な民族言語宗教によって構成されている。国際連合(UN)の予測では、総人口は2023年中華人民共和国を抜いて世界最大になっており、2060年代には約17億人のピークを迎えると考えられている[6]。また人口密度も世界上位であり、日本より高く中国の3倍である。

南にはインド洋があり、南西のアラビア海と南東のベンガル湾に挟まれている。西はパキスタン、北東は中国ネパールブータン、東はバングラデシュミャンマーと地境になっている。インド洋ではスリランカモルディブが近くにあり、アンダマン・ニコバル諸島ではタイインドネシアとの間に海上の国境がある。

インド亜大陸の歴史紀元前3千年紀インダス文明に遡る。その時代において数々の最古の聖典はヒンドゥー教としてまとまっていった。紀元前1千年には、カーストに基づく身分制度が現れ、仏教ジャイナ教が起こった。

初期の統一国家はマウリヤ朝グプタ朝において成立したが、その後は諸王朝が南アジアにおいて影響を持った。中世ではユダヤ教ゾロアスター教キリスト教イスラム教が伝わり、シク教が成立した。北の大部分はデリー・スルターン朝に、南の大部分はヴィジャヤナガル王国に支配された。17世紀ムガル帝国において経済は拡大していった。18世紀の半ば、インドはイギリス東インド会社の支配下に置かれ、19世紀半ばにはイギリス領インド帝国となった。19世紀末に独立運動が起こり、マハトマ・ガンディーの非暴力抵抗や第二次世界大戦などのあと、1947年に独立した。

2022年インドの経済国内総生産(GDP)で比較すると名目では世界第5位であり、購買力平価(PPP)では世界第3位である。1991年に市場を基盤とした経済改革を行って以降、急速な経済成長をしており、新興国と言われるようになった[誰によって?]。しかし、貧困や汚職、栄養不足、不十分な医療といった問題に今もなお直面している。労働力人口の3分の2が農業に従事する一方、製造業とサービス業が急速に成長している。国民の識字率は74.04%である。

ヒンドゥー教徒が最も多く、ムスリムイスラム教徒)、シーク教徒がこれに次ぐ。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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