インディーズレーベル
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ロックのスティッフ・レコード[1]2トーン・レコードなどが知られている。

映画自主映画を参照(欧米に置ける事情は後述)。日本で同名の映画制作会社が存在する。

演劇劇団四季宝塚歌劇団のような商業主義演劇や、新劇のような伝統演劇に対して、寺山修司天井桟敷黒テントなどのアングラ劇団を指す。

舞踊クラシックバレエや伝統的な日本舞踊に対して、コンテンポラリー・ダンス暗黒舞踏などのカンパニーが存在する。

アダルトビデオ:自主規制作品。一般的には ビデ倫ソフ倫の審査を受けていないアダルトビデオメーカーおよび作品を指す。ただし、アダルトビデオの売上高1位(北都)、2位(ソフト・オン・デマンド)のメーカーが「インディーズ」であり、市場のシェアでもビデ倫・ソフ倫を上回っていることから、「マイナー」という意味合いはない。
詳細は「アダルトビデオ#倫理審査団体と「インディーズ」」を参照

お笑い芸人:大手事務所に属さないインディーズ系のお笑いライブがあるほか、2000年代初頭に、東京芸人たち自身が会場を借りて独自にライブを主催するムーブメントが起き、自主興行のことは「地下ライブ」、出る芸人たちは「地下芸人」と呼ばれるようになった[2]。地下ライブに参加する芸人はチケットノルマ制である[3]マヂカルラブリーM-1グランプリ2020で優勝するなど、近年は地下芸人のメジャーシーンへの進出が注目されている[4]

その他のインディーズ

ファッション:独自デザインの衣服宝飾品を既存の会社・流通ではなく自店やインターネットなどで販売するデザイナーのブランドを指す。

政治:大政党に所属しない諸派・無所属の独立系選挙候補者(すなわち泡沫候補)をインディーズ候補と呼ぶこともある。

プロレス:中小規模のプロレス団体。日本では大仁田厚が設立したFMWの成功以降、全国に次々と旗揚げされる。地域密着などメジャーとは一線を画した独自の機軸を打ち出している団体が多いのが特色。広義ではメジャー団体(日本では新日本全日本NOAH、米国ではWWE、メキシコではCMLLAAA)を除いたのをまとめてインディー、インディーズと呼ぶ。2020現在ではインディー団体であるDDTが国内第2位的地位にあり、独立団体の意味合いが強い。

プロ野球:NPB、もしくはMLBに属さない独立リーグ球団。インディペンデントリーグ。類似用語のマイナーリーグは意味合いが異なる。

IT関連:ITソフトウェアハウスなどのIT企業はインディーズというよりも「ベンチャー企業」と呼ぶ。独立したIT企業などを、独立系IT企業または独立系ソフトウェアハウス、ISVなどと呼ぶ。富士ソフトなどがこれにあたる。

コンピュータゲーム:個人もしくは同人規模の企業開発のゲーム。インディーゲームとも。

映画・音楽産業におけるインディーズ

大企業のレコード会社やその系列会社はメジャー・レーベル、中小企業のレコード会社はインディーズ・レーベルと呼称される。
欧州・北米

欧米の映画業界における「インディーズ」とは、ハリウッドメジャー映画スタジオ5社(ディズニーソニー・ピクチャーズパラマウント映画ユニバーサル映画ワーナー・ブラザース)の傘下に属していない会社を指す。

また世界の音楽業界における「メジャー・レーベル」とは、一般的に世界の音楽市場の売上高で、全体のシェアの70%(アメリカ市場では85%)を占め[5]、「ビッグ・スリー」と呼ばれるユニバーサルミュージック(34%+旧EMI7%)、ソニー・ミュージックエンタテインメント(28%)、ワーナー・ミュージック・グループ(16%)の3大レーベルを「メジャー・レーベル」と呼び指し、それ以外のレコード会社を「インディーズ・レーベル」と呼ぶことが多い。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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