インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険
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本来歴史教育の教材としてスタートした企画であることから、毎回当時の実在の偉人や有名人が「ゲスト出演」しており、エピソード中に何らかの形でインディに関わるという流れで制作されていた。冒頭は現代の老インディが過去を振り返る、メインに若き日のインディのエピソード、最後は現代の老インディの語りで終わるという流れであった。
ストーリー

1908年、父ジョーンズ教授に連れられてエジプトに向かった幼いインディは、ジャッカルの黄金の頭像と考古学者ハワード・カータートーマス・エドワード・ロレンス(いわゆる「アラビアのロレンス」)が関わる人生最初の大冒険をした。その後も冒険を続けたインディは義侠心からメキシコの革命家パンチョ・ビリャの革命軍に参加するが、メキシコの戦いは自分の戦いではないこと、革命が救うべき民衆を苦しめていることに気づいて、「全ての戦争を終わらせる戦争」第一次世界大戦への参加を決意する。

過酷な戦場でインディは実戦部隊から諜報部へと転じ、ある時はシャルル・ド・ゴールと共に捕虜になったり、ある時はマタ・ハリとつかの間の恋に落ちたり、ある時はレーニンの革命組織に潜入したりするが、ついに戦争は終わる。しかし、パリ平和会議アーノルド・J・トインビーとともに参加したインディは、「全ての戦争を終わらせる戦争」がただの次の戦争の火種作りでしかなかったことを知る。そして革命にも戦争にも冒険にも幻滅したインディは、シカゴ大学で普通の学生になって本格的に考古学を勉強することを決意するが、それでもなおルームメイトのエリオット・ネスや学資稼ぎのバイトをめぐる冒険の日々は続く。
キャスト

※括弧内は日本語吹替

少年インディ / ヘンリー・ジュニア - コーリー・キャリアー
(英語版)(田中真弓、「ジャッカルの呪い」のみ浦野裕介)

青年インディ - ショーン・パトリック・フラナリー宮本充

老インディ - ジョージ・ホール(英語版)(北村和夫

ヘンリー・ジョーンズ - ロイド・オーウェン(英語版)(津田英三菅生隆之
インディの父親

アンナ - (佐々木優子塩田朋子
インディの母親

セイモア - マーガレット・タイザック(英語版)(北村昌子
インディの家庭教師

レミー - ロニー・クットゥール(英語版)(麦人島香裕
インディの親友

50歳のインディ - ハリソン・フォード

役名俳優Chapter
The Early YearsThe War YearsThe Years of Change
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ヘンリー・“インディアナ”・ジョーンズ・ジュニアコーリー・キャリアー(英語版)
(8 ? 10歳頃)
ショーン・パトリック・フラナリー
(16 ? 21歳頃)
ハリソン・フォード
(50歳頃)
ジョージ・ホール(英語版)
(93歳頃)
ヘンリー・ジョーンズ・シニア(英語版)ロイド・オーウェン(英語版)
アンナ・メアリー・ジョーンズ(英語版)Ruth de Sosa
ヘレン・マーガレット・シーモア(英語版)マーガレット・タイザック(英語版)
レミー・ボードワン(英語版)ロニー・クットゥール(英語版)
トーマス・エドワード・ロレンスジョゼフ・ベネット(英語版) (若い頃)
ダグラス・ヘンシュオール
アーネスト・ヘミングウェイジェイ・アンダーウッド(英語版)

登場する歴史上の人物たち

セオドア・ルーズベルトT・E・ロレンスムスタファ・ケマル・アタテュルクノーマン・ロックウェルシャルル・ド・ゴールレオ・トルストイウィンストン・チャーチルアーネスト・ヘミングウェイマンフレート・フォン・リヒトホーフェンパウル・フォン・レットウ=フォルベックジョージ・パットンアル・カポネパブロ・ピカソ、フレデリック・セルー(英語版)、ゾフィー・ホーエンベルクマタ・ハリなど有名、無名に関係なく歴史上の人物をほとんどのエピソードで登場させている。


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