インテル
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代表者鈴木国正代表取締役社長
資本金4億8000万円
売上高2762億4900万円
(2023年12月期)[2]
営業利益97億9200万円
(2023年12月期)[2]
経常利益80億8900万円
(2023年12月期)[2]
純利益52億8400万円
(2023年12月期)[2]
総資産449億4400万円
(2023年12月期)[2]
従業員数約540名(2012年12月末現在)
主要株主 インテル
関係する人物西岡郁夫(元社長)
外部リンクwww.intel.com
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インテル(: Intel Corporation[3])は、世界最大手の中央処理装置CPUMPU)および半導体素子のメーカー[4]

本社をカリフォルニア州サンタ・クララに置いている[3]。社名の由来はIntegrated Electronics(集積されたエレクトロニクス)[5]:4。
概要

主にマイクロプロセッサチップセットフラッシュメモリなどの設計開発・製造・販売を手掛けている。主な製品にIA-32Pentiumシリーズなど。8086シリーズの流れをくむアーキテクチャ)、IA-64Itaniumなど)、Intel 64[注 1]などのCPUマイクロプロセッサ)があり、パーソナルコンピュータではPC/AT互換機AppleMac(ただし、Appleは徐々に自社開発のプロセッサに切り替えると発表している)に使われているほか、ワークステーションサーバデータセンターモバイルデバイス向けの製品も扱っている。

1990年代末からは多方面のコンピュータ関連ハードウェア事業に展開している。アクセラレーター系プロセッサに関しては、主にCPU統合型GPU(iGPU)およびXeon Phiと呼ばれるMIC(Many Integrated Core)を手掛けている。1992年以降から現在に至るまで、世界第1位の半導体メーカーとして君臨し続け、特に世界のPC向けCPU市場2020年現在60%近いシェアを維持している[6]

海外事務所は50ヵ国以上、製造・研究拠点は8ヵ国17拠点にある。特にイスラエルの拠点は大きく、2007年現在で7000人の従業員を擁している[7]

カリフォルニアサンノゼ市にある半導体製造工場には、インテルの歴史を紹介するインテル博物館が併設されている。

日本法人(インテル株式会社)は、東京都千代田区(東京本社)に本社を置く。1971年にそれまで日本総代理店だった日本アイ・シーとの契約を解除し、米国法人の日本支社として設置したインテル・ジャパン・コーポレーションがその前身である[8]。その後、1976年4月28日にインテルジャパン株式会社を設立し、1997年2月1日に現在の商号へ変更した[9]。1981年に開設されて本社機能を持っていたつくばオフィスは2016年12月に閉鎖し、業務は1990年から二本社制の片翼を担っていた東京に移管された[10]
歴史

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出典検索?: "インテル" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2019年5月)

設立 - 1970年代

1968年7月18日 - フェアチャイルドセミコンダクターを退職したロバート・ノイスゴードン・ムーアムーアの法則で知られる)らが設立した[5]:4。3番目の社員としてアンドルー・グローヴが入社した。当初は半導体メモリを主力製品とし、磁気コアメモリの置き換え・駆逐を野望とした。

1969年4月 - インテル初の製品であるSRAM 3101を発表(記憶容量64ビット)[5]:4。

1970年10月 - 世界初のDRAM 1103を発表(記憶容量1,024ビット)[5]:4。DRAM1103の広告で、ICパッケージが虫のように紙面を埋め尽くし「Cores Lose Price War」(コアは価格戦争に負けた)と宣言した[11]

1971年9月 - 世界初のUV-EPROM 1702を発表(記憶容量2,048ビット)。

1971年10月 - NASDAQに株式を公開[5]:4。

1971年11月15日 - 世界初のマイクロプロセッサである4004(4ビット、クロック周波数108 kHz、トランジスター数2,300個)を発表[5]:4。

1972年4月 - 8008(8ビット、クロック周波数200 kHz、トランジスター数3,500個、プロセス技術10 μm)を発表[5]:5。

1974年4月1日 - 8080(8ビット、クロック周波数2 MHz、トランジスター数6,000個、プロセス技術6 μm)を発表[5]:5。

1976年3月 - 8085(8ビット、クロック周波数2 MHz、トランジスター数6,500個、プロセス技術3 μm)を発表[5]:5。

1978年6月8日 - 8086(16ビット、クロック周波数5 - 10 MHz、トランジスター数2万9000個、プロセス技術3 μm)を発表[5]:6。

1979年6月 - 8086の廉価版である8088を発表。1Mビットのバブルメモリーを発表[5]:6。

1980年代

1980年 - ゼロックスDEC(現在のHP)と共同でLANの規格をIEEE 802委員会に「Ethernet 1.0規格」として提出・公開(詳細はイーサネット#歴史を参照)。

1981年8月 - IBMが同社初のパソコンIBM PCを発表[5]:6。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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