インテル
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1981年8月 - IBMが同社初のパソコンIBM PCを発表[5]:6。CPUに8088が採用されたことは、インテルが急成長するきっかけとなった。

1982年2月 - 80286を発表(16ビット、クロック周波数6 - 12.5 MHz、トランジスター数13万4000個、プロセス技術1.5 μm)[5]:7。

1985年10月 - DRAM事業から撤退し、CPUの開発・生産に経営資源を集中[5]:7。x86シリーズでは初の32ビットマイクロプロセッサであるi386(後にi386DXと改称。クロック周波数16 - 33 MHz、トランジスター数27万5000個、プロセス技術1.5 - 1 μm)を発表[5]:7。

1989年4月 - i486(クロック周波数16 - 100 MHz、トランジスター数120万個、プロセス技術1 -0.6 μm)を発表[5]:8。

1990年代

1991年5月 - Intel Insideロゴ(日本では『インテル、入ってる』として広く知られている[12])を発表。CM、カタログなど様々なメディアで広く世界中で使用されたが、これは日本発のブランディング・キャンペーンである。発案者はインテル社外のIT業界関係者であるとの誤報が複数ある[要出典]が、同社つくば本社マーケティング・スタッフの議論・試行錯誤の成果である。当時、米国Intel Corporationは「The Computer Inside」[13]というキャンペーンを欧米で展開していたが、日本から対案として米国本社に「Intel in it」[14]キャンペーンが提案され、特例として実施されたものである。後にシリコンバレーのサンタクララを拠点とするIntel Corporationは日本法人案を取入れ、戦略変更を行い「Intel Inside」ブランディング戦略として世界規模でこのコンセプトを展開した。ブランディング戦略の詳細はHarvard Business Schoolのケース・スタディにまとめられている[15]


「ドロップ-e」ロゴ

「Intel Inside」ロゴ


1991年12月 - 現在の本社社屋であるロバート・ノイス・ビルディングが竣工[5]:8。

1993年3月 - x86の第5世代に当たるPentium(クロック周波数60 - 300 MHz、トランジスター数310万個、プロセス技術0.8 - 0.35 μm)を発表[5]:8。同社のCPUで初めて製品名に固有名詞を使った。その後、Pentiumの名称は、引き続き同社のCPUのブランドとして使われた。

1994年11月 - Pentiumに浮動小数点計算のバグがあることが発覚。当初インテルは問題ないとしていたが、同年12月20日に製品回収に至った。

1995年8月 - コンパック(現在のHP)、DEC、IBM、マイクロソフトNEC、ノーザンテレコム(現在のノーテルネットワークス)とともに、これまでのシリアルポート、パラレルポート、PS/2ポートなどを置き換えるインターフェイス規格、ユニバーサル・シリアル・バス (USB) を推進する業界団体USB-IFを発足。

1995年11月 - x86の第6世代に当たるPentium Pro(クロック周波数150 - 200 MHz、トランジスター数550万個、プロセス技術0.8 - 0.35 μm)を発表[5]:9。

1997年1月 - Pentiumにマルチメディア処理を強化するMMX拡張命令を追加したMMX Pentiumを発表[5]:9。

1997年5月 - 第6世代の機能とMMXテクノロジーとをサポートするPentium II(クロック周波数233 - 450 MHz、トランジスター数750万個、プロセス技術0.35 -0.18 μm)を発表[5]:9。CPUパッケージには、これまでの正方形のパッケージに代わり、Single Edge Contact (S.E.C.) カートリッジが採用された。

1998年4月 - 低価格パソコン向けのCeleron(クロック周波数266 MHz - 3.46 GHz、プロセス技術250 - 45 nm)を発表[5]:10。

1999年2月 - ストリーミングSIMD拡張命令 (SSE) をサポートするPentium III(クロック周波数450 MHz - 1.40 GHz、プロセス技術250 - 130 nm)を発表[5]:10。この製品でクロック周波数が1 GHzの大台を突破した。

2000年代前半

2000年11月 - NetBurstマイクロアーキテクチャーを採用したPentium 4(プロセス技術180 - 65 nm、トランジスター数4,200 万個、クロック周波数1.40 - 3.80 GHz)を発表[5]:10。

2001年5月 - サーバワークステーション向けのXeon(クロック周波数1.40 - 3.80 GHz、プロセス技術180 - 45 nm)を発表[5]:10。

2001年5月 - インテル初の64ビットプロセッサであるItanium(クロック周波数は733 MHz - 1.66 GHz、プロセス技術180 - 90 nm)を発表[5]:10。
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