インターミッション_(2013年の映画)
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これらの音の詰めとともに編集を進め、2013年11月25日に作品完成にこぎつけた)[13]

2013年2月19日の外国特派員協会での披露試写・記者会見を経て[14]、2月23日から銀座シネパトス1で閉館日までの5週間限定ロードショー公開となる[15]。興行成績としては、2006年公開のアレクサンドル・ソクーロフ監督が昭和天皇を描いた『太陽』が半年のロングランで達成した記録に次いで、5週間興行としては銀座シネパトス最大のヒットとなった(前売りも最高記録となった)[5]

2013年2月23日から閉館までの5週間にわたる興行では、連日出演したキャストによるトークイベントが催されたほか[16]。、セクシータレントとして人気を集めていた壇蜜やミュージシャンの石井竜也までが応援トークに駆けつけて[17]、劇場および周辺の三原橋地下街が群衆で騒然となったこともあった。

2013年3月31日の閉館日の最終上映には、最後を惜しむ満員の観客とともに樋口監督はじめ多くのスタッフ、キャストが登壇して鈴木支配人とともにお別れのセレモニーを行ったが[18]、この時、東北新社のスタッフが監督にも内緒で制作していた「シネパトス爆破映像」がサプライズ企画として会場限で上映された(劇中の爆破シーンは暗示的だが、この映像はCGを用いた派手な爆破になっていた)。

2013年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭に招待上映[19]、次いで2014年の台北映画祭(台北電影節)に『最後一次中場休息』のタイトルで招待上映された[20]

銀座シネパトス公開後は、ヒューマックスシネマ系列の池袋HUMAXシネマズ、渋谷HUMAXシネマ、キネカ大森、横浜シネマ・ジャック&ベティ、広島八丁座、名古屋シネマスコーレ、大阪第七藝術劇場、福山シネマモード京都シネマシネマ尾道、福岡中洲大洋ホールなど全国のミニシアターで上映された[21]

脚注[脚注の使い方]^ “銀座唯一の名画座、シネパトスが来春閉館 最後の上映作品の舞台に”. 日本経済新聞. (2012年7月20日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2000R_Q2A720C1CC0000/ 
^ “【銀座シネパトスへ捧ぐ】樋口尚文監督×染谷将太が放つ日本映画への“男気””. 映画.com. (2013年2月22日). https://eiga.com/news/20130222/12/ 
^ “ ⇒「インターミッション」解説”. KADOKAWA. 2015年8月4日閲覧。
^ “3月末閉館の銀座シネパトスの“最後”がドキュメンタリーに…「ラストロードショー 名画座が消える日」”. シネマトゥデイ. (2013年3月28日). https://www.cinematoday.jp/news/N0051615 
^ a bWOWOW ノンフィクションW「ラストロードショー 名画座が消える日」
^ ファミリー劇場「樋口尚文のインターミッション放談?これが昭和の逆襲だ!?
^ “70年代の空気再び 24日から銀座で秋吉久美子映画祭”. 朝日新聞. (2010年4月18日). https://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY201004160299.html 
^映画「インターミッション」監督メッセージ”昭和の逆襲”
^ “秋吉久美子、銀座シネパトス最後の映画に「事務所を通さず出演を即決した」”. cinema cafe-net. (2013年2月20日). https://www.cinemacafe.net/article/2013/02/20/15579.html 
^ “大島渚さん「バカヤロー!」の真意 “最後の弟子”が明かす素顔”. 夕刊フジ. (2013年1月16日). https://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20130116/enn1301161147008-n1.htm  
^ “染谷将太が“初金髪”でかます!来年3月閉館…銀座シネパトス ラスト上映『インターミッション』”. シネマトゥデイ. (2012年12月8日). https://www.cinematoday.jp/news/N0048441 
^“銀座シネパトスで最後の映画撮影?名画座ファンら約130人の「観客役」出演も”. 銀座経済新聞. (2012年10月8日). ⇒http://ginza.keizai.biz/headline/2085/ 
^ CD「YUGO KANNNO MEETS ART&MUSIC spin-off work from the movie "The Intermisson"」フォトブック
^ “染谷将太ら、3月閉館の映画館シネパトスに思いはせる”. シネマトゥデイ. (2013年2月20日). https://www.cinematoday.jp/news/N0050076 
^ “銀座シネパトス最終作品「インターミッション」公開 当日券求め行列100人”. 映画.com. (2013年2月23日). https://eiga.com/news/20130223/4/ 
^ “寺島咲、閉館間近の銀座シネパトスは「思い出の映画館」”. 映画.com. (2013年3月10日). https://eiga.com/news/20130310/12/ 
^ “壇蜜、銀座シネパトス閉館を惜しむ 樋口監督は出会いが遅かったことを後悔”. 映画.com. (2013年3月1日). https://eiga.com/news/20130301/11/ 
^ “「銀座シネパトスは永遠に不滅です!」鈴木支配人が男泣き”. 映画.com. (2013年4月1日). https://eiga.com/news/20130401/2/ 
^ “「インターミッション」夕張上陸!樋口監督らは感慨深げ”. 映画.com. (2013年2月24日). https://eiga.com/news/20130224/10/ 
^ “台北電影節『最後一次中場休息』” (中国語). Yes?樂電影. (2014年5月29日). ⇒オリジナルの2015年3月4日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/yq8qp 
^ “各地へ巡る映画愛、劇場愛 銀座シネパトス最後の作品”. 47news. (2013年8月27日). ⇒オリジナルの2015年3月4日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/YOoL6 

外部リンク

映画「インターミッション」公式HP

yahoo!ニュース個人「樋口尚文の千夜千本」

インターミッション - KINENOTE

インターミッション - allcinema

インターミッション - 映画.com

インターミッション - MOVIE WALKER PRESS
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