ブリュースター・カールが11月30日にフォーラムへ投稿し、「観客による録音資料はダウンロードもしくはストリーム配信可能である。しかしながら、ミキサーでの録音資料はストリーム配信にのみ限られる。」とのバンドメンバーとの合意に達した内容をまとめた[18]。 画像外部リンク
インドからのアクセス遮断
[1]
2017年8月から、インド国内からのインターネットアーカイブへのアクセスが禁止された[19]。インドの映画製作会社2社が、映画の著作権侵害防止のために2,500超のウェブサイトへのアクセス遮断を訴える裁判を起こしており、その中にはインターネットアーカイブも含まれていた[19]。インド、チェンナイにあるマドラス高等裁判所(英語版)は、8月2日にこれらの申し立てを認めている[19]。インターネットアーカイブ側はブロックした電気通信局(英語版)と連絡を取ろうとしているが、返答がない[20]。 ネット上のすべてのデータを収拾するサイトである性格上、そのホスティング環境は巨大なものである。2009年まではHDD4台を搭載した800台のLinuxクラスターで運用していたが、2009年春にサン・マイクロシステムズのSun Fire X4500 63台のクラスターに変更された。OSはSolaris10で、1台あたり1テラバイトHDDを48台搭載(=総計3ペタバイト)、ファイルシステムはZFSを採用していた。施設には専用のSun Modular Datacenterを使用していて、全データが輸送用コンテナひとつに収まっていた[21]。これはその後次第にPetaboxと呼ばれる独自設計のラックマウント型Linuxサーバークラスターに置き換えられ、現在はPetaboxの第二世代が稼働中である[22]。カリフォルニアベイエリアに3つのデータセンター拠点を持つ。 閲覧するウェブブラウザについて、2019年8月頃からInternet Explorerで保存一覧を見ることができなくなっている。Google Chromeでは従来通り閲覧可能。
ホスティング環境
対応ブラウザ
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 中黒を入れた「インターネット・アーカイブ」という表記も見られるほか、日本語でも「Internet Archive」と表記することもある。たとえば、ともに国際インターネット保存コンソーシアムに加盟している国立国会図書館による紹介では表題では「Internet Archive」、本文では「インターネットアーカイブ」と表記しており、本文冒頭で Internet Archive を併記している[1]。また、同じく国立国会図書館による国際インターネット保存コンソーシアムの紹介では「インターネットアーカイブ」、「インターネット・アーカイブ」の両表記が混在している[2]。
^ a b 国立国会図書館による紹介ではカナ表記は使用しておらず、「Wayback Machine」と表記している[1]。
^ インターネットアーカイブではウェブページを、有効なHTMLドキュメント、プレーンテキスト、PDFと定義している。[4]
出典^ a b “Internet Archive “Wayback Machine”
^ “International Internet Preservation Consortium (IIPC)
^ “ ⇒10,000,000,000,000,000 bytes archived!”. Internet Archive Blogs. Internet Archive. 2019年1月10日閲覧。