en:Special:WhatLinksHere/Template:Internet_Archive_film (英語)を参照。 2002年後半に、インターネットアーカイブはサイエントロジーの批判サイトをいくつもウェイバックマシンから削除した[12]。ウェイバックマシンのエラーメッセージには、この削除は「サイトオーナーの要望による」との文言が載せられていたが[13]、後に明らかになったところによればサイエントロジー教会の弁護士が削除を要求したものであった。この削除要求の法的根拠は不明であり、実際のサイトオーナー自身が削除を要求したものではなかった[14]。 2004年10月の「ポーランド・テレビ・SA社 対 エコースター・サテライト社」の裁判において、ウェイバックマシンのアーカイブが法的証拠の情報源として使われた。ポーランド・テレビはポーランドのテレビ局TVPポロニア (TVP Polonia) の提供元であり、エコースター・サテライトはアメリカの衛星テレビ放送ネットワークである、ディッシュ・ネットワークの運営元である。裁判の過程で、エコースター社はテレウジャ・ポルスカ社のウェブサイトの過去の内容の証拠として、ウェイバックマシンのスナップショットをあげた。テレウジャ・ポルスカ社は、伝聞および非公式情報に基づくものとしてやめさせようとしたものの、下級審判事のアーランダー・ケイズは、スナップショットを伝聞とするテレウジャ・ポルスカ社の主張を退け、インターネットアーカイブ社従業員による宣誓供述をスナップショットの信頼性を保証するものとして採用した[15]。 2005年11月、グレイトフル・デッドのコンサートの模様を収録した資料の無料ダウンロードが削除された。ニューヨーク・タイムズ紙の報道によれば、ジョン・ペリー・バーロウはこの変化の原因として、ボブ・ウィアー
論争
サイエントロジーサイト
アーカイブ内のウェブページの証拠能力
グレイトフル・デッド
ブリュースター・カールが11月30日にフォーラムへ投稿し、「観客による録音資料はダウンロードもしくはストリーム配信可能である。しかしながら、ミキサーでの録音資料はストリーム配信にのみ限られる。」とのバンドメンバーとの合意に達した内容をまとめた[18]。 画像外部リンク
インドからのアクセス遮断
[1]
2017年8月から、インド国内からのインターネットアーカイブへのアクセスが禁止された[19]。インドの映画製作会社2社が、映画の著作権侵害防止のために2,500超のウェブサイトへのアクセス遮断を訴える裁判を起こしており、その中にはインターネットアーカイブも含まれていた[19]。インド、チェンナイにあるマドラス高等裁判所(英語版)は、8月2日にこれらの申し立てを認めている[19]。インターネットアーカイブ側はブロックした電気通信局(英語版)と連絡を取ろうとしているが、返答がない[20]。 ネット上のすべてのデータを収拾するサイトである性格上、そのホスティング環境は巨大なものである。2009年まではHDD4台を搭載した800台のLinuxクラスターで運用していたが、2009年春にサン・マイクロシステムズのSun Fire X4500 63台のクラスターに変更された。OSはSolaris10で、1台あたり1テラバイトHDDを48台搭載(=総計3ペタバイト)、ファイルシステムはZFSを採用していた。施設には専用のSun Modular Datacenterを使用していて、全データが輸送用コンテナひとつに収まっていた[21]。これはその後次第にPetaboxと呼ばれる独自設計のラックマウント型Linuxサーバークラスターに置き換えられ、現在はPetaboxの第二世代が稼働中である[22]。カリフォルニアベイエリアに3つのデータセンター拠点を持つ。 閲覧するウェブブラウザについて、2019年8月頃からInternet Explorerで保存一覧を見ることができなくなっている。Google Chromeでは従来通り閲覧可能。
ホスティング環境
対応ブラウザ
脚注[脚注の使い方]