インセプション
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東京では、新幹線車内での撮影やヘリ空撮、都内の高層ビルアークヒルズ[注 3])のヘリポートでの撮影が行われた[19]。また、映画の中に新幹線の走行シーンが登場するが、制作側から日本のイベント・映画製作会社に「緑あふれる田園風景を新幹線が駆け抜ける場所[注 4]」との依頼があり、「監督(クリストファー・ノーラン)好みの車両がすれ違うシーン[注 5]」を調べたうえで、静岡県富士川付近で撮影された[19]

主要撮影7月13日より開始された[20]7月15日には、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン図書館で撮影が行われた。図書館の標識フランス語に変更された[21]8月17日セーヌ川ビラケム橋周辺で撮影が行われた[22][23]。また、8月24日にはモロッコで撮影された[24]9月27日からはロサンゼルスで撮影が始まった。
音楽

『インセプション』
ハンス・ジマーサウンドトラック
リリース 2010年7月13日
2010年8月4日
ジャンル映画音楽
時間49分
レーベル リプリーズ・レコード
ワーナーミュージック・ジャパン
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本作の音楽はハンス・ジマーが手掛け、ノーランとは『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に次ぐ通算3回目のコラボレーションとなった。 ジマーによると「とてもエレクトロニックなスコア」であるという[25]。作中でのギターを元ザ・スミスジョニー・マーが担当している[26]

コブ達は夢から現実に戻る際の合図として、エディット・ピアフの『水に流して』(Non, je ne regrette rien)を使用している。コブ達が深い階層にて活動中に印象的な音楽が断続的に鳴るが、これは「水に流して」を低速度で逆回転させた音である。モル役のマリオン・コティヤールが2007年にエディット・ピアフの伝記映画で主演しているが、それより前に脚本で曲を使用することが決まっていた[26]

これ以降の洋画やその予告動画に「バーン(BRAAAM)」と低音の金管楽器のようなサウンドエフェクト(インセプションホーンとも)が多用されるようになったがこの作品が起源であるとされる一方で異論もある。ハンス・ジマーによると「遠くから聞こえる重厚な角笛の音」をイメージしたという。

ジマーによる劇中音楽を抜粋したサウンドトラック盤が、映画公開直前となる2010年7月13日にアメリカで発売された。日本盤は8月4日にワーナーミュージック・ジャパンより発売された。#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「ハーフ・リメンバード・ドリーム」  1:12
2.「ウィ・ビルト・アワ・オウン・ワールド」  1:55
3.「ドリーム・イズ・コラプシング」  2:28


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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