イングランド国教会
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イングランド国教会の名だたる修道会には次がある[12]

聖ヨハネ修士会(英語版)(Society of St. John the Evangelist、略称:SSJE、1866年創立) - 日本の聖ヨハネ修士会も参照

聖使修士会(英語版)(Society of the Sacred Mission、通称:Kelham Fathers、1892年創立) - 日本の聖使修士会も参照

復活修士会(英語版)(Community of the Resurrection、通称:Mirfield Fathers、1892年創立)

などがある。
海外宣教

次のような主な海外宣教団体があり、日本での聖公会宣教にも深く関わってきた。

英国聖公会宣教協会 (CMS)

イギリス海外福音伝道会 (SPG)

ミッション・トゥー・シーフェアラーズ (MTS)

女性聖職者

1986年に女性の執事が正式に認められ、翌1987年に初めて聖別(任命)されている。1992年には女性の司祭任命が総会で決定され、1994年に初めての女性司祭が誕生し、2010年には男性司祭の任命数(273名)より女性司祭の任命数(290名)が多い状況になっている。

2013年6月、女性主教の任命が教会会議で決まっている。その後いくつかの会の審議で圧倒的賛成多数(例えば主教会では賛成37、反対2、棄権1)で決定されて、イギリス議会の宗教委員会の承認も経て、2014年11月に執行可能になった。初めての女性副主教 (suffragan bishop) はチェスター教区で誕生して2015年1月にヨーク大聖堂で聖別された[13]。2015年3月には2015年聖職貴族(女性)法が成立し、同法の施行から10年後までに聖職貴族に空位が生じ、後任になれる者に女性がいる場合、必ず女性を任命するよう規定された(第1条[14])。女性初の教区主教はグロスター教区で誕生しカンタベリー大聖堂で2015年7月に聖別されている[15]
同性結婚とLGBTの権利「:en:Same-sex marriage in the United Kingdom」も参照「:en:LGBT rights in the United Kingdom」も参照

同性結婚LGBTについては、近年イングランド国教会内で議論が続いている。公式には「教会法では同性婚を司式することは禁止されている」が、「各地の教会では同性婚のあなたをサポートする祈りを受けることもできる」ともしている[16]。実際には、各地の教会で同性婚の司式が非公式に行われている[17]

2014年にはジャスティン・ウェルビー大主教が「同性婚が英国の法律になった以上、それを認めなければならない」と言ったと伝えられた後、「彼は基本的に同性婚は反対である」という声明をランベス宮殿(ウェルビー大主教公邸)が発表している[18]
社会奉仕活動

この節の加筆が望まれています。

救世軍と類似した社会奉仕団体「チャーチ・アーミー」(教会軍)を組織し、運用している。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ のちの時代の聖公会においては、ブリテン諸島ではローマ・カトリックより前から独自のキリスト教文化があったとして、ケルト系キリスト教にアイデンティティーを見出す動きが一部に見られ、近代に建てられた各国の聖公会の聖堂や墓碑などにも、ケルト十字が好んで用いられるという傾向もある[7]
^ 神学者・聖職者のセオフィルス・リンジー(英語版)はエセックス・ストリート教会(英語版)を建立した。1928年にはユニテリアン及び自由キリスト教会総会(英語版)の本部となる。
^ ピューリタンのブラトル・ストリート教会(英語版) は後にユニテタリアンの教会となる。

出典^ 福和伸夫 (2020年7月13日). “大航海の時代、日本では大地震が頻発する中、3英傑が天下統一を果たす”. Yahoo!ニュース. 2020年10月20日閲覧。
^ 『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館
^ 下楠昌哉 編 『イギリス文化入門』 p137
^日本聖公会代祷表
^ 石村耕治「 ⇒イギリスの宗教法文献紹介(1) (PDF) 」 、『宗教法』27号(2008年11月)、宗教法学会、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISSN 02886820 pp. 203-284、特に207頁参照。2021年5月7日閲覧。
^ 『日本大百科全書(ニッポニカ』小学館
^ 西原廉太『聖公会が大切にしてきたもの』教文館、2016年、37-45頁。ISBN 978-4-7642-6125-9。 
^ “イギリス国教会に初の女性主教が誕生”. ハフポスト. (2014年12月19日). https://www.huffingtonpost.jp/2014/12/18/church-of-england-women-bishop-libby-lane_n_6345836.html 2021年12月11日閲覧。 
^ General Synod (The Church of England)
^ Canon of the Church of England
^イギリス国教会(世界史の窓)
^日本聖公会の男子修士会/女子修女会(付:イングランド国教会の修道会
^After turmoil, Church of England consecrates first woman bishop (Reuters)
^ "Lords Spiritual (Women) Act 2015". legislation.gov.uk (英語). 2021年2月28日閲覧。
^First female diocesan bishop in C of E consecrated (Anglican Communion News Service)
^ Information for same sex couples (Your Church Wedding Org, The Church of England)
^Vicars bless hundreds of gay couples a year (The Telegraph, 2002)
^Lambeth Palace reaffirms Justin Welby’s opposition in principle to gay marriage (The Telegraph, 2014)

関連項目ウィキメディア・コモンズには、イングランド国教会に関連するカテゴリがあります。


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