イングランドは1997年の地方長官法 (Lieutenancies Act 1997) により、伝統的にカウンティでの王室代理人である地方長官 (Lord Lieutenant) の任官地に分割されている。実際にそう定義されているわけではないが、この区分は典礼カウンティ (ceremonial county) として知られている。このカウンティはイングランドでの住所としてしばしば用いられる。しかし、ほとんどは大きすぎたり、大規模な市街地を含むといった理由から行政区画としては使われてはいない。しかし、たとえば議会選挙区の境界決定の際には参照されるといった使われかたもある。
地方行政区画としては、イングランドは4種類のカウンティレベルの地方行政区画に分割されている。
都市カウンティ詳細は「イングランドの都市および非都市カウンティ」および「都市州」を参照
ロンドン以外で外側に広い市街地を地域に擁のする6都市カウンティがあり、それぞれが大都市バラに分割されている。これら都市カウンティは1974年に創設されたが、そのカウンティカウンシル(英語版)は1986年に廃止された。
設立数構成
19746グレーター・マンチェスター、マージーサイド、サウス・ヨークシャー、タインアンドウィア、ウェスト・ミッドランズ、ウェスト・ヨークシャー
シャイアカウンティ詳細は「イングランドの都市および非都市カウンティ」および「非都市カウンティ(英語版)」を参照
シャイアカウンティ (shire county) も1974年に創設された。法律上は非都市カウンティ (non-metropolitan county) と呼ばれる。非都市ディストリクト (non-metropolitan district) に分割され国土の広い面積をカバーするが、主として郊外に位置する。
設立数構成
197435ベッドフォードシャー、バッキンガムシャー、ケンブリッジシャー、チェシャー、コーンウォール、カンブリア、ダービーシャー、デヴォン、ドーセット、カウンティ・ダーラム、イースト・サセックス、エセックス、グロスタシャー、ハンプシャー、ハートフォードシャー、ケント、ランカシャー、レスターシャー、リンカンシャー、ノーフォーク、ノーサンプトンシャー、ノーサンバーランド、ノース・ヨークシャー、ノッティンガムシャー、オックスフォードシャー、シュロップシャー、サマセット、スタッフォードシャー、サフォーク、サリー、ウォリックシャー、ウェスト・サセックス、ウィルトシャー、ウスターシャー