1971年から、アムトラックがイリノイ・セントラル鉄道の本線でパナマ・リミテッドの運行を開始し、後にシティ・オブ・ニューオーリンズに改称された。また、ショーニー (Shawnee) もシカゴとカーボンデールを結んで運行された。アムトラックは現在、このルート上でシティ・オブ・ニューオーリンズ、イリニ (Illini)、サルキ (Saluki)の1日3本の列車を運行している。またかつてのイリノイ・セントラル鉄道の路線では、かつてのブラックホーク (Blackhawk) のルートでシカゴとロックフォード、ダビュークを結んで列車を運行することが計画されている。この列車はイリノイ州の補助によって運行される予定で、2009年に始まる予定になっている。 イリノイ・セントラル鉄道は、シカゴの通勤鉄道輸送でも主要な事業者であり、ミシガン通り沿いのランドルフ・ストリート駅(現:ミレニアム駅)から南東の郊外までの電化された路線で列車を運行していた。同線では長らく1920年代の電化当初に導入された旧型電車が使用されていたが、1971年より新たに2階建て電車「ハイライナー」を導入し体質改善をはかっている。この路線は最終的に1987年5月1日に2800万ドルでメトラに売却され、メトラ電車線
通勤鉄道路線
イリノイ・セントラル鉄道の列車愛称一覧
チッカソー (Chickasaw)
シティ・オブ・マイアミ (City of Miami)
シティ・オブ・ニューオーリンズ (City of New Orleans)
クレオール (Creole)
デイライト (Daylight)
デルタ・エクスプレス (Delta Express)
グリーン・ダイヤモンド (en:Green Diamond)
ホークアイ (Hawkeye)
イライナイ (Illini)
アイオワン (Iowan)
アービン・S・コッブ (Irvin S. Cobb)
ランド・オコーン (Land O'Corn)
ルイジアン (Louisiane)
ケンタッキー・カーディナル (Kentucky Cardinal)
マグノリア・スター (Magnolia Star)
ミッド-アメリカン (Mid-American)
ミス・ルー (Miss Lou)
ナイト・ダイヤモンド (Night Diamond)
ノーザン・エクスプレス (Northern Express)
ノースウェスタン・リミテッド (Northwestern Limited)
パナマ・リミテッド (Panama Limited)
プランター (Planter)
セミノール (Seminole)
サザン・エクスプレス (Southern Express)
サウスウェスタン・リミテッド (Southwestern Limited)
サンチェイサー (Sunchaser)
歴代社長
ロバート・シュイラー (Robert Schuyler) 1851年 - 1853年
ウィリアム・バーロール (William P. Burrall) 1853年 - 1854年
ジョン・N・A・グリスウォルド (John N.A. Griswold) 1855年
ウィリアム・H・オズボーン (William H. Osborn) 1855年 - 1865年[4]
ジョン・M・ダグラス (John M. Douglas) 1865年 - 1871年・1875年 - 1876年
ジョン・ニューウェル (John Newell) 1871年 - 1874年
ウィルソン・G・ハント (Wilson G. Hunt) 1874年 - 1875年
ウィリアム・K・アッカーマン (William K. Ackerman) 1876年 - 1883年
ジェームズ・C・クラーク (James C. Clarke) 1883年 - 1887年
スタイヴェサント・フィッシュ (Stuyvesant Fish) 1887年 - 1906年
ジェームズ・T・ハラハン (James T. Harahan) 1906年 - 1911年
チャールズ・H・マーカム (Charles H. Markham) 1911年 - 1918年
チャールズ・A・ピーボディ (Charles A. Peabody) 1918年 - 1919年
チャールズ・H・マーカム (Charles H. Markham) 1919年 - 1926年
ローレンス・A・ダウンズ (Lawrence A. Downs) 1926年 - 1938年
ジョン・L・ビーベン (John L. Beven) 1938年 - 1945年
ウェイン・A・ジョンストン (Wayne A. Johnston) 1945年 - 1967年
ウィリアム・B・ジョンソン (William B. Johnson) 1967年 - 1969年
アラン・スチーブンソン・ボイド (Alan Stephenson Boyd) 1969年 - 1972年[5]
ハリー・J・ブルース (Harry J Bruce) 1983年 - 1990年
エドワード・モイヤーズ (Edward Moyers) 1990年 - 1993年
E・ハンター・ハリソン (E. Hunter Harrison) 1993年 - 1998年
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保存イリノイ鉄道博物館に保存されているイリノイ・セントラル鉄道201号機関車ヤズー・アンド・ミシシッピ・バレー鉄道車庫に保存されているイリノイ・セントラル鉄道333号機関車
イリノイ・セントラル鉄道が所有または使用していた歴史的な備品がアメリカ合衆国中の博物館に保存されている。
イリノイ・セントラル鉄道201号機関車 - 車軸配置2-4-4のタンク機関車で、シカゴ鉄道フェア (Chicago Railroad Fair) の"Wheels A-Rolling"のイベントに参加した。イリノイ鉄道博物館 (Illinois Railway Museum) で静態保存されている。
イリノイ・セントラル鉄道764号機関車 - 車軸配置2-8-0の651型の1両で、1956年にミズーリ州セントルイスの交通博物館 (Museum of Transportation) に寄贈された。
イリノイ・セントラル鉄道790号機関車 - スティームタウン国立史跡 (Steamtown National Historic Site) で静態保存されており、動態復元が可能な程度良好な状態にあるとされる[2]。
イリノイ・セントラル鉄道2500号機関車 - 車軸配置4-8-2の2500型の1両で、イリノイ州セントラリアのエイジ・オブ・スティーム・メモリアル (Age of Steam Memorial) で静態保存されている。
イリノイ・セントラル鉄道2542号機関車 - 車軸配置4-8-2の2500型の1両で、ミシシッピ州マッコーム (McComb) で静態保存されている。
アイオワ州カウンシルブラフスのイリノイ・セントラル鉄道のヤードには、事務所と独特な載炭施設が残されている。
GP10型のイリノイ・セントラル鉄道8408号機関車と、イリノイ・セントラル鉄道9426号カブースがイリノイ州ホームウッドで保存されている。
車軸配置0-6-0のイリノイ・セントラル鉄道333号機関車と何両かの客車がルイジアナ州バトンルージュのヤズー・アンド・ミシシッピ・バレー鉄道車庫の外側に展示されている。
GP11型のイリノイ・セントラル鉄道8701号機関車がカブースとともにイリノイ州カーボンデールの駅で静態保存されている。
GP11型のイリノイ・セントラル鉄道8733号機関車がイリノイ州モンティセロ (Monticello) のモンティセロ鉄道博物館 (Monticello Railway Museum) で保存されている。
イリノイ・セントラル鉄道のカブースとバナナ輸送車がミシシッピ州ウォーターバレーのケイシー・ジョーンズ鉄道博物館で保存されている。
イリノイ・セントラル鉄道892号、2920・2855・2612号座席車、7号ビジネスカー、10-6型3531号寝台車、1906号荷物車、518号郵便車、パナマ・リミテッドの展望車、イリノイ・セントラル・ガルフ鉄道のセメントホッパ車100040号、イリノイ・セントラル鉄道65018号、X238号操重車、X1957号有蓋車、X2000号長物車、X4342号・X4352号炭水車、X9151号ジョルダン式雪かき車、9926号・9831号・9880号カブース。モンティセロ鉄道博物館に保存されている。
SD40-2型のイリノイ・セントラル鉄道6071号機関車(元ガルフ・モービル・アンド・オハイオ鉄道)がモンティセロ鉄道博物館に保存されている。
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脚注[脚注の使い方]^ Illinois Central Corporation 1996 Annual Report. Illinois Central Railroad. (1997)
^ a b Steamtown National Historic Site, ⇒Illinois Central Railroad number 790. 2006年2月10日アクセス