イチョウ
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^ 形態的には幅広い葉を持つ木を指し、具体的には被子植物の双子葉類の樹木を意味する[16]
^ 一部では/?g??gko?/、/????ko?/とも[33]
^ 現在はどちらも大英図書館の東洋収蔵品 (the Oriental Collections)に所管されている[39]
^ ケンペルのCollectanea Japonica における“g”は実際は“y”を意図しているとよく論じられる[39]。例えば、竹林ほか (2010)などでは“Ginkgo”はGinkyoの“y”を“g”と誤記したことに基づくとされている[32][41]。しかしケンペルの筆記体の両文字ははっきり異なっており、ラテン語や諸外国語を書くとき、この時代の習慣通りに“y”には“y”のように2点上に付けて用いるため、“g”とはっきり区別される[39]。ケンペルの日本語の他の語彙の綴りには他にも「きょう」を含むものもあり、これによっても示される[39]。ケンペルの日本語の語彙の表現は、ある音素では表記揺れが激しく、短母音と長母音の大きな違いを明らかに見落としていた。例えば、ケンペルがドイツ語の発音になかった 「じ」や「じゃ」という日本語の発音を区別するのは難しく、出島にいたほかの西洋人と同じようにある音素を無視するか、不正確だが母国語と似ていると思った音を当てる傾向があった[39]。しかしこれは「きょ」や「ぎょ」の場合は異なり、一貫して“kio/gio”または“kjo/gjo”を用いている[39]。ときにケンペルは西洋人の高度な外国語学習者でも難しかった「きょ」と「きよ」という発音の区別ができていた[39]。『廻国奇観』に書かれた日本の植物名の調査からも同様に“Ginkgo”の綴りだけが奇異な例外であると結論づけられる[39]
^ 藤堂ほか (2007)では「銀杏」の読みとして「ギンキョウ」「イチョウ」「ギンナン」が挙げられているが、その他の読みはない。また、新潮社 (2008)では「いちょう」「ぎんなん」のほかに姓氏として「ぎんな」の読みを挙げているが、その他の読みはない。
^ 「杏」には慣用音として「キョウ」、漢音として「コウ」、呉音として「ギョウ」、唐音として「アン」の読みがある[42]
^ 1329年、呉瑞。原版は現存せず、1525年の重刊八巻本が大谷大学に所蔵されている[30]
^ 環境省によれば、北金ヶ沢のイチョウ(青森県深浦町)が日本有数の巨木で、地上約1.3 mの位置での幹周が22 mを超えている。
^ a b ただし、「」の定義は被子植物の生殖器官であるため、裸子植物の生殖器官として適切な語ではない[72]
^ 肉質部は外種皮とされることがあるが、イチョウは裸子植物なので外種皮はなく、これは誤りである[78]
^ 雌花と呼ばれることもある[7] が、「」の定義は被子植物の生殖器官であるため、雌性胞子嚢穂と呼び変えられる[72]
^ 花柄とも呼ばれる[54]
^ 雄花と呼ばれることもある[7] が、「」の定義は被子植物の生殖器官であるため、雄性胞子嚢穂(または小胞子嚢穂)と呼び変えられる[72]
^ 池野成一郎自身は、1896年[82]、ソテツの精子を発見している[80][83]
^ 1975年に新安沖で発見された[85]
^ それに加え、大阪市公園部で街路樹として管理しているイチョウは、1964年5月時点で847本であった[73]
^ ただし、多くの植物が詠まれている古今和歌集などの古典にはイチョウに相当する植物の記述はなく、また成長が著しく速いため、その多くは古くても、樹齢 600?700年 程度だと考えられている[11]
^ たとえば、ジアゼパムワルファリントリアゾラムハロペリドールなど。
^ 清正は、朝鮮出兵での蔚山城籠城戦で食料不足に苦しんだ経験にもとづき、籠城の際の食料確保のために銀杏を植えたといわれることもあるが、俗説である可能性も高い[163]
^ 京都市左京区下鴨宮河町にある鴨脚家庭園(いちょうけていえん)は2006年(平成18年)3月31日に第24回京都市文化財に指定された、賀茂御祖神社の祝の現存する唯一の屋敷に設けられた庭園である[167][168]
^ 沼田が根拠としたのは、三河岡崎松応寺にある松平広忠家康の父)の墓所の玉垣の内外に「剣銀杏紋」が付されていること、増上寺安国殿(家康廟所)に家康遺愛の神木として銀杏が植えられていることなどである[153]
^ かつてイチョウを「市町村の木」指定していた自治体は以下の通りである。現在は合併などにより、消滅している。
北海道檜山支庁爾志郡熊石町、青森県上北郡百石町上北町、 宮城県古川市・栗原郡築館町・登米郡迫町豊里町、秋田県仙北郡六郷町仙北町仙南村、山形県東田川郡立川町、福島県南会津郡伊南村、茨城県行方郡麻生町、埼玉県:北埼玉郡騎西町、新潟県東頸城郡浦川原村・西頸城郡能生町、岐阜県土岐郡笠原町、愛知県中島郡祖父江町、 滋賀県坂田郡米原町、岡山県真庭郡八束村[174]、広島県比婆郡高野町、高知県香美郡香北町、福岡県鞍手郡若宮町・朝倉郡杷木町、大分県大野郡緒方町犬飼町・日田郡大山町・下毛郡本耶馬渓町・宇佐郡院内町、宮崎県東諸県郡高岡町
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