イギー・ポップ
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2012年ケシャのアルバム『Warrior』の収録曲「ダーティー・ラヴ(Dirty Love)」に参加。[94]

ジンジャー・ベイカーとのコラボで、ブラック・キーズのトリビュートアルバム『Black On Blues - A tribute to the Black Keys』で「Lonely Boy」をカバー。

同年、ミシガンのロックンロール伝説の殿堂(Michigan Rock and Roll Legends Hall of Fame)入りを果たした。[95]

2014年3月、NYのカーネギー・ホールで開催された<Tibet House US Benifit Concert 2014>に出演した際、ニュー・オーダージョイ・ディヴィジョンの曲、「Californian Grass」「Transmission」「Love Will Tear Us Apart」をパフォーマンスした。[96]10月にBBCが主催するジョン・ピール講座で、「資本主義社会における無償の音楽」[97]という題で講演を行った。[98]

布袋寅泰のアルバム『New Beginnings』(2014)、『STRANGERS』(2015)にヴォーカルと作詞で参加。(「How The Cookie Crumbles」 「Walking Through The Night」 )[99]

2015年アレックス・コックス監督の映画『Bill the Galactic Superhero』にテーマ曲「Bill the Galactic Superhero」を提供。

英BBCラジオ・ドキュメンタリー『Burroughs at 100』で、ウィリアム・バロウズのドキュメンタリーのナレーションを務める。

英BBCラジオ6ミュージックで、自身が選曲、パーソナリティを務める2時間のラジオ番組『イギー・コンフィデンシャル(Iggy Confidential)』が毎週金曜日、英時間19:00よりスタート。パンクからブルースやジャズ、新旧様々なアーティストをフィーチャーしている。

ニュー・オーダーのアルバム『Music Complete』の「Stray Dog」に参加。

2016年クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミと組んだ『ポスト・ポップ・ディプレッション』が歴代自身のアルバム史上最大セールスを記録し[注 112]、英ラフ・トレードの2016年の年間アルバムTOP100の第一位[102]に輝いた他、グラミー賞の2017年最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞にノミネート[103]される等、各方面で大絶賛を得る。10月、ライブ作品『Post Pop Depression Live at The Royal Albert Hall』をリリース。[104]

また、5月にジム・ジャームッシュ監督、ストゥージズのドキュメンタリー映画『ギミー・デンジャー(Gimme Danger)』が、第69回カンヌ国際映画祭でプレミア上映され、会見にも出席した。[105]

2017年、フランスにて これまでの業績を評され、芸術文化勲章の最高位『コマンドゥール』を受章。[106]映画『グッド・タイム』では、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーの「The Pure and the Damned」のヴォーカルを担当[107]。米ガレージ・ロックバンド、デス・ヴァレイ・ガールズ(Death Valley Girls[108])のミュージックビデオ「Disaster (Is What We're After)」出演。[109]

2018年7月、アンダーワールドとのコラボレーションEP『Teatime Dub Encounters』をリリース。(両者はダニー・ボイルの1996年の映画『トレインスポッティング』に曲を提供したことで知られている。)

ウィリアム・シャートナーのクリスマス・アルバム『Shatner Claus - The Christmas Album』にも参加する。音楽以外の活動としては映画『バンクシーを盗んだ男』のナレーションを担当。[110]

2019年、フェミーナ『Resist』、パン・アムステルダムの『Mobile』に参加[111]。一方で米ケーブルテレビのEpixで放映された音楽ドキュメンタリー『PUNK』のエグゼクティブ・プロデューサーを務める。[112]また、ナレーションを務めた前衛映画『イン・プレイズ・オブ・ナッシング(原題:In Praise of Nothing)』がストリーミング配信される。[113]6月にはジム・ジャームッシュの映画『デッド・ドント・ダイ』に俳優として出演。アラ・ニの『アッカ(ACCA)』にポエトリー・リーディングで参加。[114]

9月6日に約3年半ぶり、通算18枚目のソロアルバム『フリー』をリリース。キャリア集大成の書籍『'Til Wrong Feels Right: Lyrics and More』を刊行。[115]

2020年1月、第62回グラミー賞 特別功労賞生涯業績賞を受賞。[116]

米ガレージ・パンク・バンドのケイジ・ジ・エレファント(Cage The Elephant)の「Broken Boy」に参加。[117]

2月、NYのカーネギー・ホールで開催された<Tibet House Benefit Concert 2020>に、フィリップ・グラスパティ・スミスローリー・アンダーソンらと出演。[118]
影響

パンクのゴッドファーザーという異名を持ち、ライブにおける過激なパフォーマンス、そしてストゥージス自体は、セックス・ピストルズダムドスレイヤーデフ・レパードガンズ・アンド・ローゼズレッド・ホット・チリ・ペッパーズサウンドガーデンレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンホワイト・ストライプスマッドハニーなどに深い影響を与え、彼らにこぞってカバーされている。特にホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトは2ndアルバム『ファン・ハウス』を、セックス・ピストルズのジョニー・ロットンニルヴァーナカート・コバーン、元ザ・スミスモリッシージョニー・マーエコー&ザ・バニーメンイアン・マッカロクは3rdアルバム『ロー・パワー』をフェイバリットに挙げている。
日本との関係

初来日は『イディオット』のプロモーションで来日した1977年。アルバム・プロデューサーである
デヴィッド・ボウイ同伴での来日だった。この時、写真家の鋤田正義が彼ら2人を原宿のスタジオで撮影。それが後に『ヒーローズ』(ボウイ)と『パーティー』(イギー)のアルバム・ジャケットとなる。

1979年には『ニュー・ヴァリューズ』のプロモーションで再来日。写真家の佐藤ジンとのフォトセッション[119]を行なう。


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