イギリス陸軍
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ケニア2010年-ライキピア・カウンティのナニュキ(英語版)および首都ナイロビを拠点に、イギリス陸軍ケニア訓練部隊(英語版)(英語: British Army Training Unit Kenya、略称BATUK)が常設の訓練部隊として駐留[19]
オマーン2019年-ドゥクムに約4,000平方キロメートル[20]オマーン・イギリス共同訓練区域を設置[21]

組織詳細は「イギリス陸軍の編成」を参照

陸軍司令部ハンプシャー州アンドーヴァーに置かれ、常設統合司令部へ作戦準備態勢にある部隊拠出の責任を負っている[22]

指揮系統は階層的になっており、参謀総長を長に、補佐役として参謀次長(英語版)と幕僚らが配置されている。司令部隷下には野戦軍と内国コマンド(英語版)が編制され、師団および旅団で構成される[23]

イギリス陸軍の組織は、常備軍(英語: Regular Army)と国防義勇軍英語: Army Reserve)で構成され、常備軍はその名の通り戦時に限らず平時も編制されるが、国防義勇軍は予備役部隊となっている[24]
師団

野戦軍隷下に3個師団が配備されている[23]

名称司令部主な隷下部隊
第1師団
1st (United Kingdom) Divisionノース・ヨークシャー州ヨーク1個軽旅団戦闘団、1個軽機械化旅団戦闘団、1個軽旅団、1個治安部隊支援旅団、1個工兵旅団、1個憲兵旅団、1個医療旅団、1個作戦維持旅団[25]
第3師団
3rd (United Kingdom) Divisionウィルトシャー州ブルフォード(英語版)2個装甲旅団戦闘団、1個深部偵察打撃旅団戦闘団、1個作戦維持旅団[26]
第6師団
6th (United Kingdom) Divisionウィルトシャー州アップエイヴォン(英語版)1個旅団、1個特殊作戦旅団[27]

陸軍航空隊詳細は「陸軍航空隊 (イギリス)」を参照

イギリス陸軍は、統合軍の一部をイギリス空軍と共同で運用しているが、陸軍にも航空隊が存在する。
徴募キッチナーの募兵ポスター『英国は君を必要としている』

イギリス陸軍では主にイギリス国内で徴募を行っており、すべてのイギリス国民が申請可能となっているが、特定の条件付きでコモンウェルスおよびアイルランド国籍を有する者も申請可能である[28]。2018年以降、イギリス陸軍は雇用機会均等での事業主となっており、人種、宗教、性的嗜好による差別はない[29]

常備軍への申請は16歳以上37歳未満の年齢制限があり、18歳未満は作戦参加が認められていない。予備役は17歳9か月以上で、上限は職種により異なっている。申請者は健康状態、体力、過去の犯罪歴、教育、タトゥーやピアス、その他の要件を満たす必要がある[28]

入隊後は最低4年間勤務することとなり、除隊の12か月前に通知する必要がある。なお、常備軍の兵士と将校は12年間勤務で入隊し、特定の要件を満たした場合、延長が可能である[30]
忠誠の誓い

すべての入隊者は、入隊時に忠誠の誓いを行う。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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