イギリス海軍
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ポーツマス海軍基地 - クイーン・エリザベス級空母や45型駆逐艦、23型フリゲートの母港。[21]

クライド海軍基地 - ヴァンガード級原子力弾道ミサイル潜水艦とアスチュート級原子力攻撃型潜水艦の艦隊の母港であり、イギリスの核抑止力の拠点。[22]

ヨービルトン航空基地 - コマンドーヘリコプター部隊とワイルドキャット海上部隊の拠点。[23]

カルドローズ航空基地 - ヨーロッパ最大のヘリコプター基地。Mk2マーリンの拠点で、対潜戦闘及び早期警戒を任務とする。[24]

ガネット前方基地 - カルドローズから配備されるマーリンの分遣隊が使用する前方作戦基地。

海外の拠点

ジュフェア基地(バーレーン) - キピオン作戦に配備された艦船の母港であり、ペルシャ湾、紅海、インド洋におけるイギリス海軍の中継地として機能する。[25]

英国共同物流支援基地(オマーン) - 中東に位置するが、戦略的にペルシャ湾の外に配置された後方支援施設。[26]

英国防衛シンガポール支援部隊(シンガポール) - イギリス海軍シンガポール基地を前身とし、インド太平洋地域でイギリス海軍の艦艇の修理と補給を行う。 [27]

HMNBジブラルタル(ジブラルタル) - イギリス海軍の造船所で、現在も建造、修理、訓練、補給に使用される。

各々の基地の司令は代将が務めるが、例えばクライド海軍基地の場合は大佐が司令を務め、作戦能力のある艦と小艦隊の潜水艦の供給に対して責任がある。イギリス海兵隊第3コマンドー旅団は代将によって指揮され、プリマスに拠点を置く。

歴史上、イギリス海軍は世界中に海軍造船所を建設してきた。艦艇にとって海軍造船所はオーバーホールや修理を行う港であった。現在ではデヴォンポート、ファスレーン(クライド海軍基地の一部)、ロサイス(英語版)()、ポーツマスの4つの造船所が使用されている。


将来の海軍士官のために最初の訓練を行うアカデミーはデヴォン州ダートマス(英語版)に所在するブリタニア海軍兵学校である。かなりの海軍兵が国防省やディフェンス・エキップメント・アンド・サポートへか、陸軍や空軍との連絡員になる。少数が国外の政府機関や合同海上部隊といった多国籍艦隊、例えばアメリカ海軍へ派遣される。
装備
推移

装備推移を下表に示す。艦種並びに種別記号は『ミリタリーバランス』各号に依るため、公称類別と異なることに留意。

艦艇保有量推移艦種1961197019801990[28]200020052010201520202021202220232024
潜水艦SSBN-244444444444
SSN12111712108667666
SS30211611---------
水上戦闘艦航空母艦CV32------12222
CVS1[29]2[30]32332------
巡洋艦CL511----------
駆逐艦DDG/DDGHM/DDHM-312131186666666
DD/DE202-----------
フリゲートFFG/FFGHM--5135201717131313121211
FF33553----------
哨戒艦艇哨戒艇PSO/PCI/PBF/PBI--2744242623222325262626
機雷戦艦艇掃海艦艇MCO/MGC-4437382122161613131198
両用戦艦艇揚陸艦LPD-2[31]22122222222
LPH----1111-----
LSD--85-14------
LS/LSL--3-41-------
揚陸艇LCU--161591313------
LCVP--4117143434------
支援艦艇AGB-------111111
AEF---4---------
AO/AOT---13---------
AR---1---------
AK---1---------
AT---1---------
AVT---1---------
AGHS/AGE/AGS---7-55334434
YGS-------6-----

補助艦隊保有量推移艦種1961197019801990200020052010201520202021202220232024
両用戦艦艇揚陸艦LSD-------333333
支援艦艇AOEH--------4444
AOR/AORH/AORLH/AOT----1168633334
AFSH----24-22----
AR/ARH----1111-----
AG/ATS----611111111
AK/AKR----2--644444
AVB----1--------

艦艇

2023年1月現在、水上艦隊及び潜水艦隊として22隻の水上戦闘艦、10隻の原子力潜水艦、9隻の機雷戦艦艇、26隻の哨戒艦艇等のべ72隻(合計基準排水量約431.000トン)、補助艦隊を合わせると延べ85隻(合計基準排水量約772.000トン)を保有する。
原子力
弾道ミサイル潜水艦


ドレッドノート級原子力潜水艦×0(3隻建造中、1隻計画中)

ヴァンガード級×4

原子力攻撃型潜水艦


アスチュート級×5(2隻建造中)

トラファルガー級×1

航空母艦


クイーン・エリザベス級×2

ミサイル駆逐艦


45型×6

フリゲート


31型×0(2隻建造中、3隻計画中)

26型(パッチ2)×0(5隻計画中)

26型(パッチ1)×0(3隻建造中)

23型×11

哨戒艦


リバー級(バッチ1)×3

リバー級(バッチ2)×5

哨戒艇


アーチャー級(英語版)×17

アイランド級(英語版)

ドック型輸送揚陸艦


アルビオン級×2

ベイ級×4

汎用揚陸艇


LCU Mk.10型×10

車両兵員揚陸艇


LCVP Mk.5型×23

エア・クッション型揚陸艇


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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