イギリスのカントリー
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イングランドENG130,3954914万ロンドン×0927年イングランド
および
ウェールズ
グレート
ブリテン

ウェールズWAL020,7790290万カーディフ1282年
スコットランドSCO078,7720506万エディンバラ1707年スコットランド
北アイルランドNIR013,8430169万ベルファスト1922年北アイルランド法(英語版)アイルランド

備考

北アイルランドの国旗 は、1953年?1972年だけ使われた。1973年以降、公式の国旗を有さない。

「ISO」は、ISO 3166-2:GBコードで、正式に「GB-XXX」とする。FIFAコードでは、この3文字だけをそのまま使う。

「連合」は、イギリス(1707年までイングランド王国、それから現在まで連合王国)となった年。ただし1801年にアイルランド全島が一旦併合されており、アイルランド自由国の分離に伴って、アイルランド島の連合王国残留地域が北アイルランドに再編。

扱いの違いイギリス国旗の変遷

イングランド以外の3つのカントリーに対しては、程度の差こそあれ立法権が委譲 (devolved legislature) されている。イギリスの議会は、ウェールズやスコットランドに対する留保事項 (reserved matters) の全て、北アイルランドに対する非移管事項 (non‐transferred matters) の全てを扱うが、ウェールズ国民議会スコットランド議会北アイルランド議会に委譲された事項を扱わない。それに対し、独自の議会を有さないイングランドについては、イギリスの議会が完全に責任を負う。

イングランドおよびウェールズは、それ自体が1つの法域を成し、コモン・ローを基礎とする同一の法体系たるイングランドおよびウェールズ法の下にある。一方、スコットランドのスコットランド法大陸法の影響が強く、他のカントリーと大きく法制が異なる。北アイルランドも独自の法域であり、コモン・ローを基礎とする北アイルランド法(英語版)を持つ。

イギリスの国旗(ユニオンフラッグ)やイギリスの国章には、イングランド、スコットランド、アイルランド、それぞれのシンボルが取り入れられている。しかし、最初にイングランド王国に併合されたウェールズのシンボルは、国旗にも国章にも無い。また、第4のカントリーがアイルランドから北アイルランドに代わった際にも国旗や国章は変更されていないので、依然として北アイルランドでなくアイルランド全体のシンボルが含まれている。
公式な名称

カントリーに相当する公式な名称は、定められていない。ただし、イングランド王国・連合王国の拡大を規定した連合法の中に、個別に表したケースが幾つか存在する。

1535年ウェールズ合同法は、ウェールズを“Country, Principality and Dominion”“Dominion of Wales”と、また、1542年ウェールズ合同法は、ウェールズを“Dominion, Principality and Country”“Dominion and Principality”としている。イングランドを表した語句は、含まれない。

1707年連合法は、イングランド、スコットランドをそれぞれ“Part of the united Kingdom”としている。

1800年連合法は、“part”を数ヶ所で使っている。また、グレートブリテン、アイルランドをそれぞれ“Country”とした箇所が存在する。

1920年アイルランド統治法には、この種の語句が含まれない。

出典^countries within a country イギリス首相官邸


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