アール・スクラッグス
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このアルバムにはジョニー・キャッシュとランディ・スクラッグスによって書かれた「Passin' Thru」が「It's a mighty world we live in but the truth is we're only passin' thru」の句とともに収録されている[12]

2003年2月13日、スクラッグスはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームでスターを受け取る。同年、彼とフラットは、カントリー・ミュージック・テレビジョンによる「最も素晴らしいカントリー・ミュージシャン40」の24位となる。

80歳になっても活発にツアーを行い、2004年にはトロント、オンタリオ、ブルースフェスなどで演奏[13]

2005年5月15日、スクラッグスはバークリー音楽大学から、名誉教授の称号を受け取る[14]

2006年9月13日、スクラッグスはアトランタのターナー・フィールドで、アトランタ・ブレーブスのホームゲームのプレゲームショーで表彰される。機構は、バンジョー奏者のほとんど全員が演奏する曲に「Foggy Mountain Breakdown」を認定。2008年2月10日、スクラッグスは、50周年のグラミー賞で、ライフタイム・アチーブ・アワードを受賞。

2009年には、ノースカロライナ音楽の殿堂に登録される[15]
私生活

スクラッグスの妻はルイーズで、彼のマネージャーも務めていた。2006年2月2日、78歳の時にナッシュビルのバップティスト病院で、長い闘病のすえに他界[16]

スクラッグスの息子は、ランディ・スクラッグス、ゲイリー・スクラッグス、スティーヴ・スクラッグスである。
死と葬儀

スクラッグスは老衰により、2012年3月28日にナッシュビル病院で他界[17][18][19]。彼の葬儀は、2012年4月1日の日曜にグランド・オール・オプリの向かいのライマン公会堂で開かれた。彼はプライベート・サービスによってスプリングヒル墓地に埋葬された。
レガシー

2004年、スクラッグスの80歳の誕生日に、カントリー・シンガーのポーター・ワゴナーは、「アールにとっての5弦バンジョーは、ベーブ・ルースにとっての野球みたいなもんさ。彼にとってはそこが最高の場所なんだ」と語り、「これからもきっとそうに違いないさ」と続けた[20]
アール・スクラッグス・センターアール・スクラッグス・センター

アール・スクラッグス・センターは、2014年1月11日にノースカロライナ州シェルビーにある郡裁判所のコート広場にオープンした。スクラッグス・センターは、アメリカ南部の歴史的かつ文化的遺産が展示されており、地域の音楽を伝える存在であったアール・スクラッグスの貢献を世に知らしめるものである。地域的、文化的、経済的発展の礎石となることを見据え、センターは来訪者、学生、地域住民への文化的貢献を行っている。
ディスコグラフィ詳細は「:en:Earl Scruggs#Selected discography」を参照
アルバム

Foggy Mountain Jamboree (1957年)

『カントリー・ミュージック』 - Country Music (1958年)

Lester Flatt and Earl Scruggs with the Foggy Mountain Boys (1959年)

Foggy Mountain Banjo (1961年)

I Saw the Light with Some Help from My Friends (1963年)

The Ballad of Jed Clampett (1963年)

Flatt and Scruggs at Carnegie Hall (1963年)

Flatt and Scruggs Live at Vanderbilt University (1964年)

The Fabulous Sound of Lester Flatt and Earl Scruggs (1964年)

Town and Country (1965年)

Flatt and Scruggs Greatest Hits (1966年)

Strictly Instrumental (with Lester Flatt and Doc Watson) (1967年)

5 String Banjo Instruction Album (1967年)

The Story of Bonnie and Clyde (with Lester Flatt and the Foggy Mountain Boys) (1968年)

Changin' Times (1969年)

Nashville Airplane (1970年)

20 All-Time Great Recordings (1970年)

I Saw the Light with Some Help from My Friends (1972年)

『ヒズ・ファミリー&フレンズ』 - Earl Scruggs: His Family and Friends (1972年) ※旧邦題『ロック&カントリー・スーパー・セッション』

『ライヴ・アット・カンサス・ステイト』 - Live at Kansas State (1972年)

『ロッキン・クロス・ザ・カントリー』 - Rockin' 'Cross the Country (1973年)

『デュエリング・バンジョーズ』 - Dueling Banjos (1973年)

『アール・スクラッグス・レビュー』 - The Earl Scruggs Revue (1973年)

『アニヴァーサリー・スペシャル Vol.1』 - Anniversary Special (1975年)

『アニヴァーサリー・スペシャル Vol.2』 - The Earl Scruggs Revue Volume II (1976年)

『ファミリー・ポートレイト』 - Family Portrait (1976年)

『ライヴ! フロム・オースティン・シティー・リミッツ』 - Live from Austin City Limits (1977年)

Strike Anywhere (1977年)

Bold & New (1978年)

Today & Forever (1979年)

Storyteller and the Banjo Man (with Tom T. Hall) (1982年)

Flatt & Scruggs (1982年)

Top of the World (1983年)

The Mercury Sessions 1 (1984年)

The Mercury Sessions 2 (1984年)

Superjammin' (1984年)

The Golden Hits (1987年)

The Complete Mercury Sessions (1992年)

『フラット&スクラッグスのすべて』 - The Essential Flatt & Scruggs: 'Tis Sweet To Be Remembered... (1997年)

Artist's Choice: The Best Tracks (1970?1980) (1998年)

Earl Scruggs and Friends (2001年)

Classic Bluegrass Live: 1959?1966 (2002年)

Three Pickers (with Doc Watson and Ricky Skaggs) (2003年)

The Essential Earl Scruggs (2004年)

Live with Donnie Allen and Friends (2005年)


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