日本の柳宗悦もトルストイの近代芸術批判の影響から出発し、モリスの運動に共感を寄せ、1929年、かつてモリスが活動していたロンドンのケルムスコット・ハウスを訪れた。柳の民藝運動は日用品の中に美(用の美)を見出そうとするもので日本独自のものであるが、アーツ・アンド・クラフツの影響も見られる。
インテリアコーディネーターの試験にも出題されることが多い。
関係人物の一覧
ヘンリー・コール(1808年?1882年)ロンドンデザイン学校の校長。
オーガスタス・ウェルビー・ノースモア・ピュージン(1812年?1852年)建築家。ゴシック・リバイバルの推進者。
ジョン・ラスキン(1819年?1900年)社会思想家、美術批評家。
G・E・ストリート(1824年?1881年)建築家。
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(1828年?1882年)画家、詩人。
リチャード・ノーマン・ショウ(1831年?1912年)建築家。
フィリップ・ウェッブ(1831年?1915年)建築家。
エドワード・バーン=ジョーンズ(1833年?1898年)画家。
E・W・ゴドウィン(1833年?1886年)アングロジャパニーズ・スタイルを確立した建築家。
ウィリアム・モリス(1834年?1896年)社会思想家。詩人。
クリストファー・ドレッサー(1834年?1904年)デザイナーで植物学者。
ウィリアム・ド・モーガン(1839年?1917年)画家、小説家。
ウォルター・クレイン(1845年?1915年)挿絵画家、装飾芸術家。ロイヤルカレッジオブアートの校長。
クリストファー・ウォール(Christopher Whall、1849年-1924年)ステンドグラス作家。
アーサー・ヘイゲート・マックマード(1851年?1942年)建築家。
G・F・A・ヴォイジー(1857年?1941年)建築家。
チャールズ・ロバート・アシュビー(1863年-1942年)建築家。
アレキサンダー・フィッシャー(1864年?1936年)デザイナー。
アーネスト・ギムソン(1864年?1919年)建築家。
ジェシー・ニューベリー(1864年?1948年)デザイナー。
M・h・ベリースコット(1865年-1945年)建築家。
チャールズ・レニー・マッキントッシュ(1868年?1928年)建築家。
この節の加筆が望まれています。
参考文献
ジリアン・ネイラー『アーツ・アンド・クラフツ運動』、川端康雄・菅靖子共訳、みすず書房、2013年
大内秀明『ウィリアム・モリスのマルクス主義』 平凡社新書、2012年6月。ISBN 978-4582856453
関連項目
ドイツ工作連盟
バウハウス
アール・ヌーヴォー
ジョン・ラスキン 著書『ヴェネツィアの石』で、この運動が広まった。
ラファエル前派
小野二郎 - モリス研究者
川端康雄 - 弟子のモリス研究者
宮沢賢治
ロシア構成主義 - ロシア構成主義者たちはアーツ&クラフツに影響を受け、実際にイギリスに行ったりしている[4]。
脚注[脚注の使い方]^ “ ⇒試験に出る色彩用語”. colorterms.kisochishiki.com. 2018年10月25日閲覧。
^ 月刊神戸っ子「フランク・ロイド・ライト その思想と建築を今に Vol.6 」
^ NYタイムズスタイルマガジンJAPAN
^ CREATIVE-idea-note 学びと気づきのシェアホーム アート・デザイン【美術の時間15】ロシア構成主義とは?今に続く現代美術の価値基準に影響を与えた、革命を目的とした「反伝統美術運動」2020年7月18日