アンタッチャブル_(テレビドラマ)
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時代劇『大江戸捜査網』も初期第1シリーズには『大江戸捜査網アンタッチャブル』と云う題名であり、オープニングでのナレーションでは「隠密同心。それは時の老中松平定信の命により、無役の旗本内藤勘解由が 悪の砦に密かに放った過酷非情の男達だ。変装 囮 様々な手段を使い彼らは身を挺して犯罪者及び其の組織に挑戦する。相手を殺すのは自由だが、我が命を失っても顧みる者は無い。此れは生と死のデッドラインを突っ走るアンタッチャブル。彼等に明日は無い」とされ。製作の日活での解説には『時代劇をアメリカ合衆国のテレビドラマ「アンタッチャブル」のコンセプトで、製作を開始したものである。』とされて、単に「大江戸アンタッチャブル」[3]とも云われて居たと云う。

一方、カポネをはじめ悪者のほとんどがイタリア系だった事から、放送当時はイタリア系アメリカ人がABC本社前でのデモや、番組のスポンサーとなっている企業の製品の不買運動を行なった[4]。イタリア系の歌手・俳優のフランク・シナトラも番組を批判している[5]。またカポネの未亡人と息子も制作関係者に対して「名誉棄損」で裁判を起こしているが、結局敗訴となっている。また暴力を助長するドラマとして批判され、終盤ではクライマックスでの銃撃戦を控えるなどの路線変更が行われた。

1987年リメイク映画アンタッチャブル』が、1993年にリメイクテレビドラマ『新・アンタッチャブル』が制作された。
キャスト
レギュラー・準レギュラー

エリオット・ネス:
ロバート・スタック(声:日下武史

ウィリアム・ヤングフェロー:アベル・フェルナンデス(声:羽佐間道夫 / 追加吹替:土井隆彦)

エンリコ・ロッシ:ニコラス・ジョージアーデ(声:寺島幹夫 / 追加吹替:入江崇史

リー・ホブソン:ポール・ピサーニ(声:小林恭治

ジャック・ロスマン:スティーヴ・ロンドン(声:納谷悟朗近石真介

マーティン・フラハティ:ジェリー・パリス (声:木村幌 / 追加吹替:坂東尚樹

カム・アリソン:アンソニー・ジョージ

アル・カポネ:ネヴィル・ブランド[6](声:小林清志[7]

フランク・ニッティ:ブルース・ゴードン(声:若山弦蔵 / 追加吹替:小山武宏

ナレーター:ウォルター・ウィンチェル(声:黒沢良

注・レギュラーの声を担当していた声優は、日下と黒沢以外は、ゲストや脇役の声も担当していた。上記以外にも、松宮五郎、富田耕生、近石真介らが準レギュラーとして参加し、毎回違った役を演じていた。なおカポネ役が小林清志と紹介されていることが多いが、小林がカポネの声を担当したのは、日本で最終エピソードとして放映された「暗黒の帝王カポネ」のみで、そもそもカポネはレギュラー放送では、回想シーンを除いてはこのエピソードだけしか登場しない。小林は、レギュラー声優としてゲストの声やセミレギュラーであるシカゴ警察のジェイコプ署長の声を富田耕生と交代で担当していた。若山も当初は別のゲストの声を担当していた。
主なゲスト出演者

後に有名ドラマで主演を張る俳優が多数ゲスト出演している。担当した声優が判明しているものを紹介。

エドワード・アズナー

ルーサー・アドラー

ジャック・イーラム

リー・ヴァン・クリーフ

ジョイス・ヴァン・パタン

キーナン・ウィン真木恭介

ジャック・ウォーデン島宇志夫 / 追加吹替:稲葉実


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