アンタッチャブル_(お笑いコンビ)
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2019年11月29日放送のフジテレビ『全力!脱力タイムズ』に柴田がゲスト出演、番組終盤に山崎がサプライズで登場した(全力!脱力タイムズ#アンタッチャブルのコンビ復活参照)[7]。12月8日放送の『THE MANZAI 2019』では約10年ぶりに新ネタを披露[8]。収録後には宣材写真を更新し[9]、本格的なコンビ活動を再開させる。

2023年4月より、初の冠ゴールデンレギュラー番組『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』が放送開始[10]
エピソード

ネタは主に2人で作っている。芸人のネタ作りは基本的に大まかな内容を決めた後でボケを考え、ツッコミのワードを組み込んでいくパターンが多いがアンタッチャブルの場合は逆で、最初に柴田がツッコミのワードを考えた後でそれに合わせて山崎のボケとネタの構成を考えている。台本は存在するものの山崎がそれを覚えきれないため、台本の途中途中のキーワードに戻るまではお互いアドリブの応酬となる[11][注 1]。そのため、同じネタをやっても同じ展開とはならないのも特徴的である。伊集院光は「歌に戻れなくなるギリギリのところまでお互いが精一杯のアドリブをする」ことから、アンタッチャブルの漫才をジャズに例えている[11]
爆笑オンエアバトル

NHK総合テレビで放送された『爆笑オンエアバトル』は放送開始当初から出場し好成績で活躍、2003年度には先述の通り6代目チャンピオンとなる。

初オンエアは1999年4月3日放送回の第2回で、498KB(キロバトル)を得て1位で通過する。4月10日放送回も出場して467KBで1位通過。2週連続で同じ芸人が1位通過したのは、アンタッチャブルが初めてかつ唯一である。

1999年7月10日放送回に、312KBで初めてオフエア(オンエアなし)となったネタは「娘さんをください」であった。 その後第1回チャンピオン大会予選で同じネタを披露したが、201KBで8位敗退した。

その後も常連として数多く出演し、オーバー500獲得回数7回で歴代4位となった。チャンピオン大会は第4回大会を除いて第7回まで全て出場している。

第5回チャンピオン大会は818KBでファイナル2位となり、チャンピオンは同じ人力舎所属あの頃の
アンジャッシュだった。

2003年度の第6回チャンピオン大会では、ファイナルで出番順1番目ながらも954KBを獲得して第6代目チャンピオンとなった。

M-1優勝1か月前の2004年11月27日放送回(北海道・北見収録)に出場。パーフェクトまで1ボールの541KBを得たが演目が完成しないままで収録現場へ到着した直後に疲れた2人は眠り込み、本番1時間前ぐらいに目覚めて必死に完成させたと2008年12月30日放送回の爆笑オンエアバトル10周年企画「ヒーローたちの伝説ネタSP」で本人たちが語った。

M-1優勝後の第7回チャンピオン大会ファイナルにシードで出場して926KBを獲得するも、986KBのタカアンドトシに及ばず2位となった。

当番組ではゴールドバトラープラチナバトラーの両方に認定されている[注 2]

披露していたネタは主に漫才だったが第2回チャンピオン大会は予選・決勝共にコントを演じ、2001年12月22日放送回はコント「組体操」[注 3]を披露するも257KBで6位オフエアとなった。なお、これが通常回で唯一のコントで連勝記録は8でストップした。

M-1グランプリ
2003年


準決勝敗退だったが、敗者復活戦から決勝初進出を果たし、そのまま最終3組に残る健闘を見せた。最終決戦では票が入らず3位だったものの、大会委員長の
島田紳助からは「来年は本命じゃないかと思うくらい凄かった」と絶賛された。

1本目「ファーストフード店」は、柴田のツッコミに対してラサール石井から「彼(柴田)のツッコミが普通ではない。僕はもう一度それを見たい」と評された。 一部分で2丁拳銃のネタと2人とも自動ドアを開けてしまうというボケが被ってしまい、「前のコンビがウケていたからそのボケを再びやっちゃった大胆なコンビ」と思われたが、実際は決勝戦本番中の2組目の後に敗者復活枠が決定するため敗者復活組が5番目前後の演目は見られなかったので単なる偶然だったことを、木曜JUNK『アンタッチャブルのシカゴマンゴ』2006年8月31日、2008年12月25日などで話題にしている。

2004年


予選の段階では人力舎からあまり期待されていなかったが、決勝進出が決まると事務所は急に優勝を期待して、M-1決勝の2日前に優勝賞金を当てにして事務所の改装工事が行われた。アンタッチャブル本人は「M-1決勝のネタ合わせに事務所の稽古場を使いたい」と要望するも受け入れられず、仕方なしに近所の公園でネタ合わせをした。この大会で柴田が着ていたシャツは矢作兼おぎやはぎ)が2001年大会の決勝進出時に着用した物で、「自分たちの分も」と託された。スーツは上田晋也(くりぃむしちゅー)から買ってもらい、「これで獲ってこい」と言われたのを当人が語っている。

優勝候補とされた笑い飯の得点が表示され、メンバーの予想に反して点が伸びなかったため優勝候補とされるコンビのハードルの高さを知り、自分たちも同様に優勝候補とされていたことから緊張していた。

決勝のネタは「娘さんをください」で、700点満点中673点を獲得。2019年大会にてミルクボーイに抜かれるまではファーストラウンド歴代最高得点だった[注 4]。 全審査員から95点以上の得点を獲得、更に全審査員から単独1位評価を受けた[注 5]。審査員の島田洋七は昨年のラサールに続いて「やっぱり、眼鏡かけてるツッコミの君上手いよ」と評すると、柴田が答えようとする前に山崎が謙遜した。同じく審査員の春風亭小朝に「これ以上のネタを持ってこれるか?」と心配されるも、「息子の万引き」で7人中6票を得て優勝を果たした。なお、史上初となる関東地方(山崎)・中部地方(柴田)出身の芸人による優勝となった[注 6]

その後


2010年以来5年ぶりに復活したM-1グランプリ2015では、2010年までの歴代王者の片方が審査員に起用されたものの、アンタッチャブルのみ両者ともスケジュールの都合で辞退している[12][注 7]。なお、それから8年後のM-1グランプリ2023においてはこの年から敗者復活戦のルールが変更された事に伴い、柴田が芸人審査員の1人として起用されている[13]

2004年大会にアンタッチャブルが優勝して以降は、長きに渡ってプロダクション人力舎所属の芸人(コンビ)が決勝に進出する事は無かったが、2021年(第17回)大会にて真空ジェシカが13大会ぶりに同事務所所属の芸人による決勝進出を果たした。

賞レース成績・受賞歴など.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目ではを扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。
M-1グランプリ(成績)

年結果エントリーNo.決勝戦キャッチコピー備考
2001年準決勝敗退1208
[14]当時は敗者復活戦なし
2002年3回戦敗退
2003年決勝3位[15]609敗者復活戦勝者、決勝戦 3位通過
2004年優勝[15]2560悲願の正面突破ラストイヤー、決勝戦 1位通過

その他(受賞)

1998年
OWARAIゴールドラッシュII 第11回 優勝

1999年 OWARAIゴールドラッシュII 第3回グランドチャンピオン大会 優勝

2004年 爆笑オンエアバトル 第6回チャンピオン大会 優勝

2005年 爆笑オンエアバトル 第7回チャンピオン大会 準優勝

出演作品単独での出演については「柴田英嗣#出演」および「山崎弘也#出演」を参照
テレビ番組
現在の出演番組


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