アンジェイ・ドゥダ
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2020年の大統領選挙(英語版)では7月12日の決選投票の末に51.03%を獲得し(対立候補でワルシャワ市長のラファウ・トシャスコフスキは48.97%)、1989年の共産主義政権崩壊以来の大統領選挙としては最も僅差の選挙戦を制し再選された[8]

2021年新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い同年4月と6月に計2回、COVID-19ワクチンの接種を受けたが、同年10月23日の検査で陽性反応となった。回復後の12月に3回目(ブースターショット)の接種を受けたが、2022年1月5日、再び陽性反応が出たことが発表されている[9][10]

2022年ロシアのウクライナ侵攻ではウォロディミル・ゼレンスキー政権を支援しており、同年5月22日にはキーウウクライナ議会で演説し、難民の受け入れや滞留しているウクライナ産穀物の輸出を促進し、「両国の国境は分離されるのではなく一体となるべきだ」と演説した[11]。しかし、戦争が長引くことでポーランドの支援疲れが指摘されるようになる。2023年10月の総選挙を見据え、ウクライナ産の穀物がポーランドに流入することを恐れる農家の票をつなぎとめるためマテウシュ・モラヴィエツキ政権内は次第に強硬な姿勢が目立ち始め、両国の関係は急激に悪化。ドゥダ自身もウクライナを溺れる人間にたとえ、救助者を引っ張って巻き添えにする可能性があると表明した[12]。PiS優位と見られる中、10月15日に議会選挙が執行されたが事前の予測に反してPiSは伸び悩み、過半数を割る結果に終わった[13]。それでも11月6日にモラヴィエツキに対し組閣を要請したが過半数確保は困難な情勢と目され、野党の首相候補であるドナルド・トゥスク元首相からは政権樹立を遅らせる行為だと批判された[14]ものの意に介さず、11月27日にはモラヴィエツキが議会で過半数の支持を確保しないまま首相に再任した。このような事態のため新政権に課せられた、2週間以内に下院で信任を得られる可能性は当初からなく[15]、内閣信任決議案が12月11日に賛成190、反対266票で否決され、モラヴィエツキは首相を失職[16]。直後にトゥスクの新首相就任が賛成248、反対201票で承認された[17]

2024年3月、訪米。2024年アメリカ合衆国大統領選挙を戦うドナルド・トランプを訪問したことは、選挙後を見据えた動きとして注目された[18]。@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .mod-gallery{width:100%!important}}.mw-parser-output .mod-gallery{display:table}.mw-parser-output .mod-gallery-default{background:transparent;margin-top:.3em}.mw-parser-output .mod-gallery-center{margin-left:auto;margin-right:auto}.mw-parser-output .mod-gallery-left{float:left;margin-right:1em}.mw-parser-output .mod-gallery-right{float:right}.mw-parser-output .mod-gallery-none{float:none}.mw-parser-output .mod-gallery-collapsible{width:100%}.mw-parser-output .mod-gallery .title,.mw-parser-output .mod-gallery .main,.mw-parser-output .mod-gallery .footer{display:table-row}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div{display:table-cell;text-align:center;font-weight:bold}.mw-parser-output .mod-gallery .main>div{display:table-cell}.mw-parser-output .mod-gallery .gallery{line-height:1.35em}.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div{display:table-cell;text-align:right;font-size:80%;line-height:1em}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div *,.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div *{overflow:visible}.mw-parser-output .mod-gallery .gallerybox img{background:none!important}.mw-parser-output .mod-gallery .bordered-images .thumb img{outline:solid #eaecf0 1px;border:none}.mw-parser-output .mod-gallery .whitebg .thumb{background:#fff!important}

レフ・カチンスキ大統領に国務次官に任命されたドゥダ(2008年1月16日)

米国のバラク・オバマ大統領と(2016年7月8日)

左からドゥダ、エストニアのヴァイノ・レイナルト、クロアチアのコリンダ・グラバル=キタロヴィッチ大統領(2016年8月26日)


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