主に大陸ヨーロッパや日本で用いられることが多い。アングロ・サクソン諸国は独特の経済や社会を形成しており、古くから研究の対象となってきた(プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神等)。また、グローバル資本主義の進展とそれに対する反発により、アングロ・サクソン諸国を「特殊」な国々と規定するために、様々な比較考証が行われてきた。以下はその代表的なものである。
法体系におけるコモン・ロー
政党制における二大政党制
アーレンド・レイプハルトの研究による多数決型民主主義
レギュラシオン学派における市場ベース型資本主義
福祉レジーム論における自由主義型福祉国家論
イギリス経験論とそれを元にしたプラグマティズム
エマニュエル・トッドの家族類型においては、典型的な絶対核家族
イギリス君主制における女王・女系王の存在(サリカ法の否定)
国親思想(子供は親ではなく公権力によって守られるべきとする法理[6])
リムランド理論によれば典型的なシーパワーである故の、ランドパワー諸国(特に中国・ロシア)との深刻な対立
「自由と民主主義を守るため」と称した、権威主義国家に対する侵略戦争(ベトナム・イラク・アフガンなど)
脚注[脚注の使い方]^ コトバンク:アングロサクソンとは