アレックス・ブレグマン
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アメリカは3月22日の決勝戦でプエルトリコを破り、初の優勝を果たした[20]

シーズンでは開幕をメジャーで迎え、開幕戦に三塁手の球団史上最年少記録となる23歳と4日で出場した。遊撃手を守ることもあったが正三塁手として定着、157試合に出場し打率286、19本塁打、71打点、17盗塁、OPS.827などを記録した。また、初の満塁本塁打を記録したり[21]、球団記録となる10試合連続長打を打つ[22]など飛躍のシーズンとなった。ポストシーズンでは全体で打率.208と低迷したもののロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズでは第5戦にサヨナラ安打を打ち[23]、球団史上初のワールドシリーズ優勝に貢献した。

2018年6月27日のトロント・ブルージェイズ戦で逆転サヨナラ本塁打を記録した[24]。6月にプレイヤー・オブ・ザ・ウィーク[25]プレイヤー・オブ・ザ・マンス[26]を受賞するなど前半戦を打率.284、17本塁打、57打点で折り返し、オールスターゲーム及び本塁打競争に選ばれた[27][28]。オールスターゲームでは10回表に決勝点となる本塁打を記録し、MVPを受賞した[29]。後半戦になるとチームの主軸が相次いで怪我で離脱したためにチームの核となった。また、本塁打後のパフォーマンスが話題になるということもあった[30]。9月8日には球団史上最年少となる24歳でのシーズン30本塁打を記録した[31]。9月12日には50二塁打に到達し、50二塁打・30本塁打はMLB史上初の快挙である。その他にも100打点・100得点と様々な節目の記録に到達した[32]。最終成績は打率.286、31本塁打、103打点であった。好成績の理由としてOPS(.926)がリーグで2番目に高く、空振り率がリーグ最少で三振が少ないことが挙げられた[33]。ポストシーズンではOPS1.178の成績を残した。リーグMVP投票では5位に入った[34][35]

2019年3月22日、2024年までの5年総額1億ドルの契約延長に合意した[36][37]。1億ドル以上の契約はホセ・アルトゥーベカルロス・リーに次いで球団史上3人目であった。1月に右肘の離断性骨軟骨炎除去手術を受けた影響で、スプリングトレーニングに少し遅れて参加した[38][39]。シーズンでは2年連続でオールスターゲーム及び本塁打競争に選出された。8月に打率.404、6本塁打、31打点の成績でプレイヤー・オブ・ザ・マンスを受賞[40]。最終成績は打率.296、41本塁打(リーグ3位)、112打点、OPS1.015(同3位)で、119四球はリーグ1位だった。守備ではカルロス・コレアの離脱により、ユリ・グリエルとの兼ね合いで遊撃手として65試合も出場した。ポストシーズンのワールドシリーズ、最初の3戦で1安打と低調だったが、第4戦では満塁本塁打を含む3安打5打点を記録した[41]。WSでの1試合5打点以上は史上25人目で、ア・リーグの打者では09年の松井秀喜以来10年ぶりのことだった[42]。オフに発表されたMVP投票ではマイク・トラウトに次ぐ2位だった[43]。また、同年から新設されたオールMLBチームのセカンドチーム三塁手に選出された。


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