アルフレート・シュニトケ
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この段階の作風について、ショスタコーヴィチの二番煎じではないのかと疑問視する意見も上がったものの、ジェラルド・マックバーニー Gerald McBurney のような研究家からは、「これらの後期作品こそ、シュニトケの全作品のうちで最も影響力を持っている」と断言されている。交響曲第9番(1996年-1997年)は、シュニトケが脳卒中の発作と戦いながら最後には左手だけで書いた絶筆で、3楽章までの解読困難なスコアが残された。知人の作曲家アレクサンドル・ラスカートフにより解読・再構成され、2007年6月16日にドレスデンで初演された。現在出版されており[5]、CDもリリースされている。
受賞歴

第4回
高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門 (1992年[6])

作品詳細は「シュニトケの楽曲一覧」を参照
歌劇

愚者との生活
[7] 台本:ヴィクトル・エロフェーエフ

交響曲

交響曲第0番 

交響曲第1番  

交響曲第2番 《聖フローリアン》 

交響曲第3番  

交響曲第4番  

交響曲第5番  (合奏協奏曲第4番)  

交響曲第6番  

交響曲第7番  

交響曲第8番 

交響曲第9番

管弦楽曲

ピアニッシモ (1968)

イン・メモリアム (1978) (ピアノ五重奏曲の管弦楽版)

パッサカリア (1980)

ゴーゴリー組曲 (1980)

交響的前奏曲 (1994)

4つのリヴァプール (1994)

合奏協奏曲第1番
(1977)

合奏協奏曲第2番 (1982)

合奏協奏曲第3番 (1985)

合奏協奏曲第4番 (1988)

合奏協奏曲第5番 (1991)

合奏協奏曲第6番 (1993)

協奏曲

ヴァイオリン協奏曲第1番 (1957)

ヴァイオリン協奏曲第2番 (1966)

ヴァイオリン協奏曲第3番 (1978)

ヴァイオリン協奏曲第4番
(1984)

チェロ協奏曲第1番 (1986)

チェロ協奏曲第2番 (1990)

ヴィオラ協奏曲 (1985)

ヴィオラと弦楽のためのモノローグ (1989)

オーボエ、ハープと弦楽のための協奏曲 (1971)

ピアノ協奏曲

ピアノと室内管弦楽のための音楽 (1978)

ピアノと弦楽のための協奏曲 (1979)

合唱曲

オラトリオ「長崎」 (1958)

自然の声 (1972)

レクイエム (1975)

ミンネザング (1981)

冷静に、目を覚ましていよ (ファウスト・カンタータ) (1983)

3つの聖なる歌 (1984)

合唱協奏曲 (1985)

回心の詩篇 (1988)

室内楽曲

ヴァイオリンソナタ第1番 (1979)

弦楽四重奏曲第1番 (1966)

セレナード (1966)

ヴァイオリン・ソナタ第2番「幻想曲風に」
(1968)

パガニーニ (1982)

参考文献

『シュニトケとの対話』アレクサンドル・イヴァシキン(編)・秋元里予[訳]、春秋社、2002年 (ISBN: 4-393-93466-0)

『シュニトケの無名時代: 作曲家との対話』ドミートリー・シューリギン(著)・シュニトケ(述)・秋元里予
訳、群像社 2016年

脚注[脚注の使い方]
注釈・出典^ ロシア語では「アリフレート・ガリエヴィチ・シニートケ」(力点を考慮すると、アリフレート・ガーリエヴィチ・シニートケ)に近いが、日本では本記事タイトルのようにドイツ語読みに近い読み方・表記が多い。シュニトケがユダヤ系ドイツ人であることを考えれば必ずしも誤りではない。
^ “Alfred Schnittke - the composer's life and work”. www.universaledition.com. 2019年4月28日閲覧。
^ “Alfred Schnittke: Symphony No. 9”. www.ecmrecords.com. 2019年4月28日閲覧。
^ “Prokofiev: Cello Concertos”. www.chandos.net. 2019年4月28日閲覧。
^ “Alfred Schnittke: Symphony No. 9”. www.sikorski.de. 2019年4月28日閲覧。
^ “アルフレッド・シュニトケ - 高松宮殿下記念世界文化賞”. www.praemiumimperiale.org. 2021年7月13日閲覧。
^ これは直訳であり、もっともらしい訳は「バカと暮らして」。

外部リンク

CiNii(シュトニケ著作一覧)


伝記(英語)

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