2011年東日本大震災において8億3510万円(世界6位)の義援金を日本に贈る。
国家安全保障詳細は「アルジェリア人民国軍(英語版)」を参照
アルジェリアの軍隊はアルジェリア人民国軍(ANP)と称される。軍は陸軍、海軍、空軍の3軍と防空軍、ジャンダルメ(国家憲兵)によって構成される。
軍の前身は国民解放戦線の軍事部門だった国民解放軍(ALN)であり、独立後に現在[いつ?]の形に再編された。
兵器体系はソ連に準じていたが、ソ連崩壊後は中華人民共和国や欧米からも導入して装備を多様化させている[14]。
地理詳細は「アルジェリアの地理(英語版)」を参照アルジェリアの地図ホガール山地人工衛星から見たアルジェリア
国土の大部分をサハラ砂漠が占め、乾燥した平原地帯となっている。しかし、北部には2000m級のアトラス山脈が走り、地中海沿岸は雨量も多く、草原なども広がり、国民の約95%がこの地域に居住している。地中海の対岸にはスペイン、フランスが存在する。一見して日本より相当南の緯度にあると思われがちだが、首都のアルジェは新潟県南部や石川県中部、長野県北部や富山県北部や栃木県北部や群馬県北部や茨城県北部とほぼ同じ緯度である。ユーラシアプレートとアフリカプレートの境に位置するため、地震国である。
アトラス山脈はアルジェリア北西部でアトラス高原を挟んで北部のテルアトラス山脈と南部のサハラアトラス山脈の2つに分かれている。アトラス高原には塩湖やそれが枯渇した盆地が多数ある。また、アトラス山脈から北にシェリーフ川が流れる。
サハラアトラス山脈の南にはわずかなステップ地帯があり、それ以外は全てサハラ砂漠になる。内陸部の砂漠地帯は標高1000 m以下の平原が多いが、ニジェールとリビアの国境に近いアルジェリア南東部は山がちで、ホガール山地やアドラル山地、ナジェール高原、ホガール高原などがある。ホガール山地は火山性で、アルジェリア最高峰のタハト山 (2,918m) を有する。
気候アルジェの気候図
北部の地中海沿岸部は温帯で典型的な地中海性気候である。南カリフォルニアとほぼ同じ緯度にあり、気候も類似した部分が多い。平均気温は夏は20から25℃、冬は10から12℃で、アトラス高原はステップ気候になる。アトラス高原から南に行くにつれて冬と夏、昼夜の温度差が激しくなり、降水量が少なくなる。また、夏には暑く乾燥したシロッコが吹き、その風は海岸部にまで及ぶ。降水量は沿岸部で年間500mm前後。また、東に行くにつれ降水量は多くなり、降水量はコンスタンティーヌで1000mm近くまで及ぶ。地中海沿岸以外の国土の大部分は、砂漠気候となっている。山岳地帯では、冬になると雪が降り、吹雪になることもある[15]。
地方行政区分詳細は「アルジェリアの行政区画」を参照
アルジェリアは58のウィラーヤ(県)、547のダイラ(英語版)(郡)と1,541のバラディヤ(英語版)(基礎自治体)に分けられている。各県の県名は、最大都市の名前からとられている。
1アドラール県
2シュレフ県
3ラグアット県
4ウメル・ブアーギ県
5バトナ県
6ベジャイア県
7ビスクラ県
8ベシャール県
9ブリダ県
10ブイラ県
11タマンラセット県
12テベッサ県
13トレムセン県
14ティアレット県
15ティジ・ウズー県
16アルジェ県
17ジェルファ県
18ジジェル県
19セティフ県
20サイダ県
21スキクダ県
22シディ・ベル・アッベス県
23アンナバ県
24ゲルマ県
25コンスタンティーヌ県
26メデア県
27モスタガネム県
28ムシラ県
29マスカラ県
30ワルグラ県
31オラン県
32エル・バヤード県
33イリジ県
34ボルジ・ブ・アレリジ県
35ブメルデス県
36エル・タルフ県
37ティンドゥフ県
38ティセムシルト県
39エル・ウェッド県
40ヘンシュラ県
41スーク・アフラース県
42ティパザ県
43ミラ県
44アインデフラ県
45ナーマ県
46アイン・ティムシェント県
47ガルダイヤ県
48ルリザンヌ県
49エル・ムエラ県
50エル・メニア県
51ウレド・ジェラル県
52ボルジュ・バジ・モウタール県
53ベニ・アッベス県
54ティミムン県
55トゥーグラ県
56ジャーネット県
57イン・サラー県
58イン・ゲザム県
アルジェリアの県
主要都市詳細は「アルジェリアの都市の一覧」を参照
主要都市はアルジェ、オラン、コンスタンティーヌ、アンナバなど。