映画のサウンドトラックはインタースコープ・レコードより発売されており、全米・全英ともに1位を獲得、全世界で累計300万枚以上のセールスを記録した。また、レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが歌う「シャロウ ?『アリー/ スター誕生』 愛のうた」は、第91回アカデミー賞においてアカデミー歌曲賞を受賞している。 ジャクソン・メインはカントリーロック歌手として名を馳せていたが、ドラッグと酒に溺れる生活を送っていた。そんなジャクソンを公私共に支えていたのが、兄のボビーであった。 カリフォルニア州でのコンサートの後、ジャクソンはドラァグ・バーに立ち寄った。しばらくしてパフォーマンスが始まったが、ジャクソンはその歌に大きく心を揺さぶられることになった。歌っていたのはバーのウェイトレス、アリーであった。彼女の才能に感服したジャクソンは、アリーを次のコンサートで起用することにした。その話を持ちかけられたアリーは断ろうとしたが、ジャクソンの熱意に根負けして出演することになった。 コンサート当日、ジャクソンとアリーのデュエットは観客から喝采を浴びた。その反応を見たジャクソンはアリーを自身のツアーに同伴させることにした。そうしているうちに、2人の間には恋愛感情が芽生えることとなった。2人はその夜ベッドを共にし、結ばれた。その後、2人はジャクソンが生まれ育った牧場を訪れたが、その土地はすでにボビーの手によって売却されていた。背信行為に怒り狂ったジャクソンは直ちにボビーを解雇した。 やがて、アリーはメジャーデビューの機会を掴み、カントリー歌手からポップ歌手へと転身して瞬く間にスターへの階段を駆け上がっていった。ジャクソンはアリーの転身を快く思っておらず、ストレスからますます酒浸りになっていった。アリーのマネジャー、レズはジャクソンの存在がアリーのキャリアの邪魔になっていると考え、その事実をジャクソンに突き付けたが、それが悲劇的な結末をもたらすことになった。 ※括弧内は日本語吹替[6][7]
ストーリー
キャスト
ジャクソン・“ジャック”・メイン - ブラッドリー・クーパー(桐本拓哉)
アリー - レディー・ガガ(田村睦心)
ボビー - サム・エリオット[1](立川三貴)
ロレンツォ - アンドリュー・ダイス・クレイ[1](星野充昭)
ジョージ・“ヌードルス”・ストーン - デイヴ・シャペル[8](伊藤健太郎)
レズ・ガヴロン - ラフィ・ガヴロン
ラモン - アンソニー・ラモス(相楽信頼)
カール - ロン・リフキン(坂東尚樹)
ウルフィー - マイケル・J・ハーネイ(英語版)(梅津秀行)
ゲイル - レベッカ・フィールド(ニケライ・ファラナーゼ)
エメラルド - ウィリアム・ベリ(英語版)(手塚ヒロミチ)
フィル - グレッグ・グランバーグ(祐仙勇)
ドラッグバーのエムシー - D.J・“シャンジェラ”・ピアース(英語版)[9](三宅健太)